明治安田生命２０１５Ｊリーグチャンピオンシップ 準決勝が28日に行われ、延長戦の末にＧ大阪が3-1で浦和を下し、決勝に駒を進めた。

試合の均衡を破ったのはＧ大阪。後半開始直後の47分に大森 晃太郎の果敢なボール奪取からのラストパスを前線に駆け上がった今野 泰幸が蹴り込んで先制。

対する浦和は、72分にCKから森脇 良太が放ったヘディングシュートがバーを直撃。このこぼれ球を9分前に交代出場でピッチに立ったズラタンが頭で押し込んで同点とした。

この同点ゴールで勢いを得た浦和が猛攻を仕掛けるも、Ｇ大阪は東口 順昭が好セーブを連発して追加点を許さず、1-1のまま延長戦に突入。

迎えた延長後半の118分、Ｇ大阪は右からのクロスを藤春 廣輝が鮮やかなボレーシュートをゴール右隅へと突き刺し決勝点。さらに延長後半アディショナルタイム1分にパトリックがダメ押し点を奪い、準決勝を3-1で制した。

なお、この試合のMAN OF THE MATCHには、好セーブを連発したＧ大阪の東口が選出されている。

広島とＧ大阪による明治安田生命２０１５Ｊリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦は、12月2日（水）19:30にＧ大阪のホームで行われる。