ベガルタ仙台

仙台のエンブレムの特徴は大きな鷲と星。

鷲は彦星の属する「わし座」に由来し、「勝利をもたらす鷲」を象徴しています。

また「V」は勝利のサインとして少し大きめにデザインされています。

鹿島アントラーズ

鹿島のエンブレムの特徴はなんといっても中央の鹿。

鹿島神宮にちなんだ鹿に加え、角は茨城県の茨をイメージしています。

シンプルで洗練され、クラブのイメージにぴったりです。

柏レイソル

柏はクラブ名にも用いられている「太陽」をイメージ。

燃えさかる炎と、クラブカラーの黄色と黒が用いられたスタイリッシュなエンブレムです。

FC東京

東京のエンブレムはクラブカラーの青と赤を基調とし、中央に大きくTを配置。

Jリーグ加盟した年である「1999」に加え、縁には金が彩られ、一番強く、愛されるチームになりたいという願いが込められています。

カラーリングからひと目でFC東京だとわかるような見た目のエンブレムです。

川崎フロンターレ

先日J1リーグ2連覇を達成した川崎F。

クラブカラーであるサックスブルーと黒に、川崎市の花であるつつじ、そしてチームマスコットのイルカがあしらわれています。

世界に向けて開かれた活力と、魅力ある臨海都市「川崎」をシンボライズしたマークです。

横浜FC

横浜FCの中央のエンブレムは、クラブに関わる人々の思いを背負った不死鳥があしらわれています。

クラブカラーの白、水色、青に加え、上部にある青いリボンは、1998年の横浜フリューゲルス存続活動において、「青い翼運動」としてサポーターたちが身につけていた、青いリボンに由来されています。

長い歴史を持つクラブの象徴のようなエンブレムです。

湘南ベルマーレ

湘南のエンブレムは、海の神ポセイドンからイメージされています。

ポセイドンの象徴である三又の鉾で攻撃を表し、守備を表す盾で攻守のバランスの良さを表現しています。

湘南の白い砂浜と海も描かれ、まさに海の近い街らしさを感じさせます。

徳島ヴォルティス

徳島のエンブレムは独特な形状が印象的です。

クラブカラーの青に緑で徳島の美しい自然が象徴されています。

渦とロゴは、スピードとパワーの渦巻くチームスピリットを表現。水面に映る山のシルエットがVラインを描いています。

アビスパ福岡

アビスパ福岡の”アビスパ”とはスペイン語でクマンバチを意味し、蜂の行動特性である「軽快」「統制力」「多様なグループ攻撃」がクラブの哲学とエンブレムにも現れています。

中央の盾はホームタウン、ボールを囲むクラブ名は「和」「結束」、草模様は「頑強な守り」、槍型は「蜂の一刺し(鋭い攻撃)」を表現。冠は、「王者」を象徴しています。

細部までこだわり抜かれたエンブレムです。

大分トリニータ

1994年に大分トリニティとして創部された大分にとって重要な意識は、「三位一体」。

チーム名は、三位一体を意味するTrinityと、ホームタウン大分(Oita)を組みわせた造語で、県民、企業、行政が力を合わせてチ-ムを育てていくという想いが込められています。

先が3つに分かれた「T」が、大分の頭文字である「O」の中に配置され、大分の自然を意味するブルーと太陽の光を意味するイエローの二色が使用されています。

ブラウブリッツ秋田

1965年にTDKサッカークラブとして創設された秋田。ブラウブリッツとはドイツ語で「青い稲妻」を意味しています。

エンブレムは、TDKサッカー部の伝統を守るため当時の形状とカラーを受け継ぎ、秋田のシンボルであるなまはげと稲妻が取り入れられています。

水戸ホーリーホック

ホーリーホックとは、英語で「葵」を意味します。徳川御三家の一つである水戸藩の家紋(葵)から引用したものであり、歴史ある土地柄を感じさせます。

エンブレムにも水戸藩の家紋「三つ葉葵」が描かれ、その周りを囲む龍は徳川光圀の字「子龍」に由来しています。

ザスパクサツ群馬

ザスパといえばやっぱり草津温泉。それがひと目でわかるようなアイコンが中央に配置されています。

全体には、草津町の郷土芸能になっている「前口の獅子舞」がモチーフになっています。獅子が大きな口を開けて相手に挑み、草津温泉と共に生きるという強い意志が表現されたエンブレムです。

東京ヴェルディ

読売サッカークラブとして1969年に創部された、長い歴史を持つ東京ヴェルディ。

チーム名はポルトガル語で「緑」を意味する「VERDE」から生まれた造語で、緑はチームカラーとなっています。

エンブレムは2019年にマイナーチェンジ。シンプルながら東京という街の歴史や伝統、カルチャーが表現され、クラブマスコットでもあるコンドルが緑の地球を掲げるデザインとなっています。

FC琉球

日本最南端のクラブ、FC琉球。2003年に創設され、沖縄県3部リーグから活動をスタートし、2014年からJリーグに加盟しています。

チーム名は沖縄本島を中心に存在した琉球國を由来としています。

エンブレムにはかつて琉球が日本で唯一の王国であったことを象徴する王冠を配し、対のシーサーは阿吽の呼吸の意味を含んでいます。開いた口は勝利を呼び込み、閉じた口は勝利を離さないという想いが込められています。

チームカラーは沖縄伝統のベンガラ色が採用されています。

ロアッソ熊本

熊本のエンブレムは深みのある赤と大きく描かれた馬が印象的です。

チーム名のロアッソとは、熊本を象徴する「阿蘇山」や「火の国熊本」から、熊本の燃える情熱を表す赤のイタリア語「ロッソ」と、イタリア語で「アッソ」=「エース」「唯一の」を含んだ造語。

エンブレムには熊本の伝統や自然を象徴する動物である馬を描き、盾の形は熊本県のマークから発想され、熊本らしい力強さが表れています。

鹿児島ユナイテッドFC

「本土、離島、県外、世界中の鹿児島にゆかりのある人たちの鹿児島愛をひとつにし、それらを鹿児島のチカラに変えられる存在になること」を目指し名付けられた鹿児島ユナイテッド。

エンブレム描かれる赤と青のラインは、前身となった2クラブであるヴォルカ鹿児島、FC KAGOSHIMAそれぞれの歴史を財産とし、それらを忘れることなく未来へつなげていく決意が込められています。

また鹿児島を日本全国、世界へと発信できるクラブとしての想いを、観光地としても有名な桜島で表現しています。

印象的なデザインはあった?

Jリーグクラブのエンブレム紹介第2弾をご紹介しました。

クラブカラーを配色したものや地元の動物や名産品をデザインしたものなど、それぞれに意味が込められたものが多く、エンブレムからクラブの歴史や思いを感じることができます。

クラブのエンブレムに注目してみると新しい楽しみが見つかるかもしれません!