本文へ移動

今日の試合速報

7/13 FC東京vsアルビレックス新潟に10,000名様を無料招待
7/13 FC東京vsアルビレックス新潟に10,000名様を無料招待

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第32節 神戸 vs 仙台 プレビュー】過去の対戦では一度も白星のない神戸。ホームで初勝利となるか?!(06.08.06)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月6日(日)J2 第32節 神戸 vs 仙台(19:00KICK OFF/神戸ウイ)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
----------
 残り3分。キックオフ直後、あるいは、試合終了間際の『魔の時間帯』に悪夢をみたのは前節・山形戦のこと。左足首を捻挫していた主軸M三浦を欠いての戦いということで、厳しい試合が予測されたが、前半は守備から攻撃までコンパクトに保つ中でリズムを見いだし、30分にはMFホルヴィのFKに対するこぼれ球をDF河本が押し込んで先制。完全にペースを掴んだかに見えたが、後半、山形のサイド攻撃に手こずり始めると、ラインが下がり防戦一方の展開に。
それでもなんとか持ち堪えるかと思われたロスタイムに、まさかの同点弾を許しドロー。手にした勝ち点はあと一歩のところで『3』ではなく、『1』に留まったため、2位浮上のチャンスを逃す結果となった。

 だが、あれから一週間。選手たちは、しっかりと気持ちを切り替え、再度自分たちのサッカーを確認し合う中で、今節、仙台との決戦に目を向けてきた。ダメージの大きい結果だったからこそ、それを引きずらず、むしろ、一気に吹き飛ばすような『結果』を今節に得る事こそが、この長丁場を戦い抜く上で必要不可欠であることは、ここまでの戦いで熟知しているから・・・。しかも、3位・神戸と首位・柏との勝ち点差こそ5離れているが、2位・横浜、4位仙台とはわずかに勝ち点差1という僅差で競り合う状況だけに、その仙台との直接対決をものにすることで、一気に勝ち点差を広げたいところ。

 過去の対戦では、今季も含めて6度対決し3分3敗。一度も仙台から白星を奪えていない神戸だが、前節の結果はともかく、チーム状況が上向きである今なら、初白星も十分期待できる。というより、次の33節は、試合がないということを踏まえても、ここで是が非でも勝ち点3をものにしておきたいところだろう。ケガの状態が心配されたMF三浦、DF柳川も今週木曜日の練習から完全合流を果たしているだけに、再びチーム一丸となった『勝ち点3」を求めた戦いが繰り広げられるはずだ。

 対する仙台は、固定してきたシステムを他クラブの仙台対策が進んでいることも踏まえ、これまでほぼ4-3-2-1で戦ってきた布陣を、少し変形させている。29節の愛媛戦では4-3-1-2、30節の湘南、31節の鳥栖戦は4-4-2に変更するなど、システムに多少の変化をもたらせながら戦っている。これにより、両サイドバックが積極的な攻めを見せるようになったこと。あるは、攻撃の鍵を握るMFロペス、MFチアゴ ネーヴィス、FWボルジェスらのアタッキングゾーンがより広がったことなどの変化が見られるが、「今後いつでもシステムを変えて、相手がうちの戦い方を分からない状況を作る」と話すジョエル・サンタナ監督。
それだけに、今回の神戸戦に向けどのような布陣で挑んでくるのか、図り知れない部分は多いが、いずれにせよ、多少のポジションが変わってもキーになる選手は変わらない。つまり、攻撃の軸であるMFロペスに自由に仕事をされるようなことがあっては、神戸が押し込まれることになるのは目に見えている。また、第2クールは出場停止だったが、攻守のバランサーであるボランチMF熊林の存在感も見逃せない。そうしたキーマンを効果的に働かせないためにも、神戸としてはチーム全体が常に高い位置でのプレスを心掛け、ボールを奪ってからの速い展開から前線へと繋ぐサッカーで主導権を握りたい。

 そして、欲しいのはゴール。第1クールでは仙台の倍以上となる26本のシュートを打ちながら決めきれず、最後に仙台FWボルジェスのカウンター一発に沈み、第2クールでは拮抗した試合になったとはいえゴールを奪えずスコアレスドローということを踏まえても、決めるべきところに決めることの必要性は痛いほど思い知っている神戸。その軸であるMF朴、MF栗原、FW近藤、MF三浦らに加え、ボランチからの効果的な攻撃参加が目を惹くMF田中やMFホルヴィなど、常に『ゴール』を意識した組織としての攻撃の組み立てによって、今節こそ、強烈な一発を仙台ゴールにぶち込みたい。

 第2クールでの試合後、仙台のジョエルサンタナ監督が「両チームの攻撃を、反対のチームの守備が上回った試合だった」と振り返ったように、今節も両者の攻守が際立つハイレベルな戦いが予測される今カード。その中で白星を引き寄せるのはいずれのチームなのか。手に汗握る戦いになりそうだ。

以上

2006.08.05 Reported by 高村美砂
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第19節
2024年6月22日(土)19:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/06/16(日) 00:00 ハイライト:横浜FMvs町田【明治安田J1 第18節】