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【J2:第12節 甲府 vs 徳島】プレビュー:3位甲府と4位徳島の戦い。この一戦は昇格争いが混戦になるのか3チームに絞られるのかを決める分岐点になるのか?(10.05.09)

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5月9日(日)J2 第12節 甲府 vs 徳島(14:00KICK OFF/小瀬チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch186 13:50〜(解説:羽中田昌、実況:酒井康宜、リポーター:灘波紀伝)
--試合速報--
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前節、首位の柏と1-1で引き分けた3位・甲府。負けていれば勝点差が7に開いていただけに、引き分けという結果は最悪ではないと受け止める必要があるだろう。しかし、今節は勝点差1で4位の徳島が対戦相手。3位以上の昇格圏内に居続けることで感じることが出来る自覚は今の甲府に必要。4位以下になって発揮出来る追いかける強みもあるが、追われる中で発揮する強さはこれまでの甲府には無かった。このプレッシャーに打ち勝って徳島に勝点差4をつけたい。

第9節札幌戦で負傷して2試合欠場していたマラニョンが今節は復帰見込み。今節休めばもう一週間余裕が出来るのだが、内田一夫監督は「メディカルは大丈夫と言っている。この大丈夫は試合の強度でも同じ箇所の故障を再発しないという意味」と自信を持って送り出す。現在の甲府は3トップ候補にマラニョン、片桐淳至、マイク・ハーフナー、金信泳、パウリーニョ、大西容平の6人がいる。大西はリハビリ中なので今節は5人の中から選ぶことになる。そこで疑問なのはそれぞれタイプが違う中でフィットする組み合わせばかりを選ぶことが出来るのかという点。

甲府のFW陣を見れば、人それぞれの最強3トップが何パターンかあると思うが、今の甲府は内田一夫監督の言う「実績やポテンシャルも尊重するが結果を出している選手が試合に出るのが当たり前」という状況にあると言っていいだろう。前線からの守備が苦手な選手もいるし、序盤はハーフナーがブレーキになった試合もあるが先に挙げた6人は誰が出ても大きな問題はなさそう。お互いの特徴を分かり合えてきたということも理由だが、何をすればいいのかというチームコンセプトが浸透してきた結果。現状ではマラニョン、片桐、ハーフナーが有力で、実現すれば初めての先発・組み合わせになる。この組み合わせがどんな攻撃を見せるのかが今節の楽しみ。

ただ、それでも何が起こるかわからない。柏戦(第11節)のように津田琢磨の足が57分で攣ってしまい交代枠を使ってしまうこともありうる。これは津田の練習不足や不摂生ではなく、開幕戦以来の出場という条件や緊張感、責任感など複合した結果。谷真一郎フィジカルコーチは「足が攣る、筋肉の痙攣はスポーツ科学では明確には原因が解明されていない。疲労、緊張などいろいろな要素が考えられるが、『考えられる』というだけ。(津田)琢磨が前節に足を攣ったが久々の出場で集中してアグレッシブに戦ったことも理由だと思う」と話す。金信泳も足首を痛めて途中交代したために、内田監督は思うようなカードを切ることができなかった。しかし、いつもゲームプラン通りに行くわけではないのでこれも受け入れなければならない。それに対応するのがチーム力。

徳島は美濃部直彦監督の就任以来、選手の補強だけでなく、規律やサッカーへの取り組みなど目には見えず、すぐには成果に繋がらない部分の改革から始めてきた。そして、昨年は9位に入り昇格争いが出来る地位に徐々に近づいている。今年は津田知宏(6ゴール)、平繁龍一(3ゴール)らの能力を引き出して更に進化している。開幕から最終節まで昇格という期待を背負って戦うだけの条件や環境を与えられているとは思わないが、勢いに乗れば2005年甲府のように昇格する可能性はある。

3位の甲府と4位の徳島の対戦は、今後の昇格争いが3位チーム以上の混戦になるのか、3チームがコンボイを組んで進むのかを決める分岐点になるかもしれない重要な一戦になるかもしれない。

以上

2010.05.08 Reported by 松尾潤
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