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【J2:第12節 千葉 vs 福岡】プレビュー:前節の圧勝で勢いの出た福岡との一戦は一瞬の隙が命取り。ホームの千葉はサポーターの大声援を味方に、攻守で惜しみなく走りたい。(10.05.09)

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5月9日(日)J2 第12節 千葉 vs 福岡(14:00KICK OFF/フクアリチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch181 13:50〜(解説:野々村芳和、実況:中村義昭、リポーター:飯田留美)
--試合速報--
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ゴールは2点どまり(スコアは2−0)だったが、攻守ともに内容のよかったJ2リーグ戦第10節大分戦を経て臨んだ、千葉の前節(第11節)の富山戦。序盤からボールは支配するものの、思い切った仕掛けの動きなど攻撃での運動量不足もあって苦戦した。PKで富山に先制点を許して窮地に追い込まれ、試合終了間際のFWネット、MF谷澤達也の連続ゴールで辛勝。勝点を23に伸ばして、前節終了時で首位の柏に勝点差1に迫った。

あまりにも劇的な逆転勝利のため勝点3獲得という結果だけに目がいきがちだが、「しっかりボールを回せていて、いい時間帯が長かった前半に1点取れていれば。前半を0−0で終えたことで難しいゲームになった」(MF工藤浩平)と反省点は多い。セットプレー(コーナーキック)を生かして2点取ったことはもちろんよかったが、自分たちの攻撃スタイルというよりは、なりふりかまわず点を取りにいった末にようやく取れたゴールだった。

今節は、前節の反省点である「裏へ抜け出す動きをしたり、前にボールを蹴ったあとのセカンドボールを拾うために動き出しを速くすること」(MF倉田秋)や「もっと後ろでボールを速く動かしたほうが前の選手も動きやすかったかもしれない。縦パスが入ったところで攻撃のスピードを上げていくことも必要」(DF福元洋平)ということができるかどうか。今節で対戦する福岡は、自陣で守備のブロックを作る富山と違い、前線からプレスをかけてボールを奪いに行く守備だが、相手の守備網を破るにはやはり「個人のアイデアやグループの連係での崩し」(倉田)といった賢いプレーも必要だろう。

一方、第6節から4連敗と苦しみ、試合のなかった第10節を挟んで前節の熊本戦を迎えた福岡。第9節からFW高橋泰に代わってスタメン出場し、その試合ではトップの位置に入ったFW岡本英也の先制点を皮切りに6ゴール(岡本以外の得点者は、MF中町公祐=2点、MF永里源気=2点、FW大久保哲哉)を奪取。失点はGK神山竜一のオウンゴールの1点のみで、6−1と大勝した。岡本や大久保をターゲットにロングボールを入れ、こぼれ球を拾って相手のディフェンスラインの裏のスペースを狙う攻撃がうまく機能。注目すべきはチャンスと見れば迷いなくシュートを打つ積極性だ。ゴール前に選手が思い切りよく飛び出し、スピーディーにゴールを狙う攻撃は迫力満点。福岡は前節終了時は勝点13の12位だが、千葉は今季の戦いで対戦チームを順位で評価する危険性を痛感している。

前節の圧勝でそれまでの悪い流れを断ち切り、再び勢いが出た感のある福岡との一戦では、千葉にとって一瞬の隙が命取りになりそうだ。福岡の選手に簡単にシュートを打たせないように、惜しみなく走って相手にしっかり体を寄せる守備をしたい。第9節からの連戦では福岡よりも1試合多くこなしているだけに、疲労の蓄積などコンディションでは千葉のほうが苦しい。千葉の江尻篤彦監督は第11節富山戦の前に「フレッシュな選手を使うこともあるかもしれない」と話したものの、実際にはスタメンの入れ替えはなかったが、今節の選手起用の采配は果たしてどうか。だが、千葉は前節に引き続き、今節もホームスタジアムのフクダ電子アリーナで戦える。苦しい時こそ熱気あふれる声援を送って選手を励ます千葉サポーターの後押しがあれば、前節のように勝ちきることができるはずだ。

以上

2010.05.07 Reported by 赤沼圭子
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