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【J2:第4節 岐阜 vs 岡山】プレビュー:岐阜が前節のショックをはねのけられるか。岡山は石原に注目!(11.09.02)

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9月3日(土)J2 第4節 岐阜 vs 岡山(18:00KICK OFF/長良川チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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前節の鳥取線の敗戦は、非常にショッキングだった。順位が近く、実力もほぼ互角の相手に対し、前半は完全に相手を上回るサッカーを展開し、2−1でリードしながらも、後半は別チームのように変化し、ミスがらみで逆転をされて2−3の敗戦。前半の出来があまりにもパーフェクトだっただけに、この逆転負けの精神的なショックはあまりにも大きい。

なぜ前後半でまったく別のチームになってしまったのか。それは選手の口からきいても疑問が生ずる状態だ。
「なぜこうなってしまうのか。なぜ前半の良い流れを維持できないのか…」。
DF菅和範、MF押谷祐樹、FW西川優大の3人に話を聞いても、いずれもこの回答だった。鳥取戦を見ると、前半はあれほどまで高い位置を維持していたDFラインが、後半に一気に下がってしまい、全体的に攻めのディフェンスから、引きのディフェンスへと形を変えてしまっていた。
相手がワンボランチからダブルボランチに変化をしてきても、攻め方を変えなかったことも敗因の一つだ。中盤が間延びした状態では、サイドから中、中からサイドというパターンとを得意とする岐阜の良さは出ない。しかも相手がダブルボランチにしてきたのにもかかわらず、中盤の中央に一発でボールを通そうとする。そういう時こそ、ボランチの前で丁寧にボールを繋いで、歪を作り出してから仕掛けるべきなのに、奪ってから遠い位置にいる西川らを目がけて蹴ってしまう。これでは相手に楽に守備をさせてしまうようなもので、相手を助けてしまう。
後半の変化は一言では語れないほど、深刻な物を映し出していた。単純に消極的な姿勢になっただけでなく、相手の変化に対して工夫が出来ない、引いて守るにせよ、その統一見解も出来ていない。それでは簡単に綻びが出てしまうのは、当たり前のことである。

前半がいいからこの調子でいけばいい。そんな単純なものではない。鳥取戦の結果は、徐々に上向きつつあるチームに、大きな警鐘を鳴らしてくれた。それだけに、岡山戦はこの警鐘を生かさねばならない。
この試合、岐阜は押谷が鳥取戦で退場したため、出場できない。加えてMF橋本卓も累積警告で出場できない。キーマン2人の不在は痛いが、注目はこの2人の位置に誰が入るのかだ。押谷の位置には嶋田正吾が入り、橋本の位置には新井涼平が入るだろう。新井にはゲームメイクを求められ、橋本のように積極的に前線に絡んでいくことが必要とされる。2トップは西川と佐藤洸一が予想され、いかに彼らの高さを生かし、好調を維持するMF地主園秀美のドリブルも生かすことが出来るか。三田光と新井のバランスがこの試合の行方を大きく左右する。

対する岡山は、前節の札幌戦で連敗を2でストップ。完封勝利を収め、連勝に向け、モチベーション高くこの試合に臨んでくる。大きいのが、ストヤノフの復帰だ。前節は累積で出場できなかったが、この試合から復帰。守備にもたらす影響は大きい。個人的に注目したいのが、MF石原崇兆だ。清水ユースから今季加入したルーキーは、強烈で正確なキックが魅力のMF。昨年のプリンスリーグ東海の名古屋ユース戦で見せた、ハーフウェイ付近からの超ロングシュートは、今でも記憶にはっきりと残っている。小柄だが、内に秘めたパワーはすさまじく、早くも不動のレギュラーの地位を築き始めている。GKとDFラインの連携が悪い岐阜にとって、彼の高性能のクロスやロングパス、ミドルシュートには強く警戒しなければならない。

果たして、岐阜が前節のショックを拭い去り、ホームのサポーターに勝利をプレゼントすることが出来るか。台風を吹き飛ばす、熱い試合を期待したい。

以上

2011.09.02 Reported by 安藤隆人
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