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【J1:第25節 柏 vs 札幌】プレビュー:かつての指揮官が、かつてのホームで札幌での150試合目を迎える因縁。柏に求められるものは、選手一人一人が自分の役割を全うすること。(12.09.15)

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先週末に行われた天皇杯2回戦、柏U-18との史上初の“兄弟対決”を制した柏は公式戦の連敗を3で止めた。とはいえ、リーグ戦は第19節C大阪戦を最後に5試合勝星から見放され、ここ3試合は無得点という状況が続く。「トレーニングでやっていること、個人としてもチームとしても、90分の中で良さを出し切れていない」。大谷秀和は現在の不振の理由をそう語っている。

未勝利が続くリーグ戦5試合、そしてヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦の鹿島戦を含めた6試合は、敗れるべくして敗れたというよりは、柏にも勝つチャンスのある紙一重の勝負だった。だが、わずかに切り替えが遅れ、相手への寄せもあと半歩甘く、決めるべき時に決め切れないなど、細かいところで後手を踏み、その結果白星を手繰り寄せられずにいる。もちろん選手たちは手を抜いているわけではないだろうが、選手一人一人が自分のやるべきことを全うできているかと聞かれれば、「イエス」と言えないのが現状だ。大谷の言う「90分の中で良さを出し切れていない」とは、結局はそういう意味だろう。失点に関しても守備陣だけの責任ではない。得点が奪えないのもFWだけの責任ではない。2010年から継続するチームの方向性、戦い方を変える必要はないが、今の柏には何が足りないのか。それを選手の間でしっかりと詰め、全員が強く意識しければ、いつまでたっても結果は得られない。

対する札幌もまた、苦しい状況下にある。リーグ戦の3連敗に続き、天皇杯2回戦ではJFLの長野に不覚を取った。だからこそ、下部ディビジョンのチームに敗れた、その汚名返上に札幌の選手が燃えているのは想像に容易い。また、普段とは異なるメンバー編成で臨んだ天皇杯は別にして、そもそも前節の清水戦は、試合内容に関しては決して悲観するほどのものではなかった。第22節神戸戦、第23節G大阪戦と2試合続けて大量失点を喫したが、ジェイド ノースの復帰によって清水戦では守備に安定感が戻り、天皇杯では出場停止だった攻撃の中核、ハモンが戦列に加わることも札幌にとってはプラス材料である。さらに、2008年まで柏の指揮を執った石崎信弘監督が、札幌でのJリーグ通算150試合目を迎えるという点にも、何やら因縁を感じる。

札幌が清水に両サイドを突かれ、失点したことを受けてか、柏は今週のトレーニングでは右はレアンドロ ドミンゲス、左はジョルジ ワグネルを起点に、サイドからのクロスを普段より入念に行った。しかも、ヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦では、柏も鹿島にサイドのスペースを突かれ、そこが綻びの糸口となってしまったため、今節は柏、札幌ともサイドをどう攻めるか、そして浮かび上がった課題をどこまで修正できているか、そこに重要なポイントがありそうだ。
柏の両サイドにはレアンドロとジョルジがいるだけに、単に「ボールの保持」では柏に分があるかもしれないが、安易に放り込むだけのクロスでは札幌の両センターバック、ジェイド ノースと金載桓に弾き返されるのは目に見えている。ならば、サイドバックの藤田優人と橋本和が両外国籍選手と絡み、敵陣深くに攻め入ることで札幌の陣形をずらしつつ、効果的な攻撃を繰り出せるか。右サイドバックのスタメンが予想されている藤田も「自分の武器は運動量。アグレッシブにいきたい」と意気込みを語る。しかし、前へ前へという意識が強すぎると、今度は逆にサイドバックの裏に広がるスペースは古田寛幸と高木純平の餌食となる危険性を秘める。その駆け引きを含めた、サイドのせめぎ合いには注目したい。
ただ、こうして試合のポイントを書き連ねてきたが、先ほども述べた通り、戦術以前に柏の選手たちには一人一人が自分の役割を全うすることが第一に求められる。昨シーズンの終盤戦のように、目をギラつかせ、体全体で「勝ちたい」という気持ちを表現したあの姿を取り戻す。それこそ、残り10試合を戦う上で柏に最も必要なことである。

以上

2012.09.14 Reported by 鈴木潤
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