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データで振り返るJ1前半戦(チーム編)特殊スタイルの横浜FMが、攻撃項目で高い数値を示す【Jリーグ】

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2018年7月31日(火) 19:45

データで振り返るJ1前半戦(チーム編)特殊スタイルの横浜FMが、攻撃項目で高い数値を示す【Jリーグ】

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データで振り返るJ1前半戦(チーム編)特殊スタイルの横浜FMが、攻撃項目で高い数値を示す【Jリーグ】
ハイプレス・ハイラインの攻撃スタイルは今季の横浜FMの特徴であり、数字上でもその成果は現れている

明治安田生命J1リーグは、シーズンの半分にあたる第17節を終え、後半戦に突入する。17節時点で首位に立つのは広島。堅守を軸に、前線の決定力を生かした戦いで勝点を積み重ねている。一方でG大阪、名古屋は苦戦が続き、下位に低迷。くっきりと明暗が分かれるなか、各チームはどのような戦いを見せたのか。データを紐解きながら、前半戦を振り返っていく。

まず、攻撃の項目を見ていくと、最多得点を記録した横浜FMが様々なデータで高い数値を示している。「得点」に加え、「ボール支配率」、「クロス数」、「スルーパス数」の4項目でトップを記録。ハイプレス・ハイラインの攻撃スタイルは今季の横浜FMの特徴であり、数字上でもその成果は現れている。

 
 

川崎Fは「シュート数」「パス数」「PA外シュート数」の3項目でトップ。「敵陣での空中戦勝利数」と「クロス数」以外は軒並み上位のデータを示しており、横浜FMと同様に、攻撃スタイルを実現している。

 
 

首位の広島は17試合でわずか8失点と堅守を築いているが、攻撃のデータも悪くない。とりわけ際立つのが「敵陣での空中戦勝利数」で、パトリックというストロングヘッダーの存在が、広島の攻撃を支えている。

 

意外だったのはFC東京。得点数はリーグ2位ながら、他のデータは軒並み中位以下に留まる。「シュート数」はリーグ12位で「パス数」も16位。「敵陣PA内プレー数」も多くなく、「PA外シュート数」も少ない。にもかかわらずゴールを量産で来ているのは、前線の決定力の高さを生かした効率の良いサッカーが展開できているからだろう。

「守備」のスタッツに目を向けると、最少失点の広島は決してずば抜けたデータを示しているわけではない。「無失点試合数」と「インターセプト数」はトップだが、他の項目はいずれも5位よりも下。特徴的なのは「敵陣でのボール奪取数」だ。16位と低い数値に留まっていることからも、ハイプレスを仕掛けるのではなく、しっかりとブロックを築いたうえで、自陣で対応していることが分かる。

 
 

鹿島は「敵陣でのボール奪取数」と「タックル数」がトップで、能動的にボールを奪いに行く守備を実現している。ハイラインを敷く横浜FMは「オフサイド奪取数」が1位だった。名古屋も2位と高いラインを保っているが、その狙いとは裏腹に「敵陣でのボール奪取数」は14位に留まる。高い位置で奪い切れていないことが、リーグワーストの失点数につながる要因だろう。

 
 

最後に「トラッキングデータ」を見ていくと、「走行距離」、「スプリント回数」ともに横浜FMがトップを記録。特殊なスタイルを体現するうえで、走力がベースとなっていることが分かる。ハードワークが売りの長崎と湘南も「走行距離」が上位にランクイン。逆にポゼッション型の川崎Fは「人」でなはく「ボール」が汗をかいているということだろうか。

 

データ提供:データスタジアム

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