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2020年4月3日(金) 11:45

第4回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録

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第4回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録
第4回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録

2020年4月1日

第4回臨時実行委員会後メディアブリーフィング発言録

2020年4月1日(水)13:30~
Webミーティングシステムにて実施
登壇:村井チェアマン
試合日程 プロジェクトリーダー 黒田フットボール本部長
競技の公平性 プロジェクトリーダー 窪田コミュニケーション・マーケティング本部長
観戦環境対策 プロジェクトリーダー 藤村特命担当部長
財務対応 プロジェクトリーダー 鈴木 徳昭クラブ経営本部長

〔司会より説明〕
お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございます。本日は、2020年度第4回臨時合同実行委員会を開催いたしました。主な議論内容は新型コロナウイルス感染症関連で、4つのプロジェクトの進捗・共有等を行いました。チェアマンの村井よりお話しさせていただき、その後、各プロジェクトリーダーからご説明をさせていただきます。

〔村井チェアマンよりコメント〕
通常ですと、実行委員会は月次で月に1回のペースで行ってきました。このタイミングではインターバルを短く、機動的に実行委員会を開催しております。今日の内容に関しましては、新型コロナウイルス感染症に関わる4つのプロジェクトの担当から、各論で共有できる内容をご報告させていただきますが、先立って私から全体感についてお話を申し上げます。

まず、日増しに首都圏、大都市圏等々で感染拡大し収束の糸口が見えていないという状況で、非常に緊張感を高くしております。中でも、Jリーグクラブの中で、報道にありますようにヴィッセル神戸で、陽性の感染者が出ております。また今日の14時からザスパクサツ群馬で会見があるようでございますが、クラブの中で感染者、陽性反応が出ているという報道が続いております。まず、Jリーグを代表する立場として、国民の皆様に大変ご心配をかけている状況を本当に申し訳なく思っております。

一方で、個々の選手が、行動管理が非常に甘い、もしくはセルフマネジメントができていないという状況ではなく、最新のプロトコル管理をしながら、それでいても発症してしまう、感染してしまうという新型コロナウイルス感染症の恐ろしさを、改めて実感しているところでございます。今、我々が取りうる判断としては、1,400名を超える全選手が、しっかりとしたプロトコル、定められた手順に基づいて体調管理をしていくと同時に、日常の行動記録を取っております。そのため、今回のように陽性反応が出たタイミングであっても、迅速に保健所の指導に基づいて、感染拡大を阻止するために、どのような行動を取ってきていたのか。また濃厚接触者はどの範囲だったのか、全面的に保健所に対し、協力をしているところでございます。

実名を報道・公開しているケースもありますが、前提として、行動管理をしていて、濃厚接触を記録し、保健所の指導に従いながら感染経路の協力ができる状態であるならば、原則は氏名の公表は必須とはしません。選手には家族もおります。友人、知人もいる中で、原則としては氏名公表を行わないということを前提としつつ、あとは個々の選手の判断で氏名公表を行うということになります。神戸のケースをクラブの実行委員と共有していく中で、相当数、家族や友人、知人など、さまざまなところに取材、もしくは問い合わせが殺到していて、私生活そのものが脅かされる状況だとお聞きしております。そうした実情に鑑みていただき、メディアの皆様にも氏名公表を行う場合に関しては、取材等々にもご配慮をいただければと思っております。そうした状況で実行委員会が開かれました。

なかなか予断が許されない状況ですが、先般、J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日に開幕・再開ということで、我々が取りうる最大限の準備はしっかりと行っていこう。そうした中で世の中の情勢を鑑みながら、都度、機動的に判断していこうということで、準備を重ねているところでございます。この先、4つのプロジェクトから報告をさせていただきますが、全体のトーンとして、私の方からクラブのトップに申し上げたのは、Jリーグはこれまで比較的順調に成長を遂げてきておりました。この直近数年間では、ある意味、大きな成長の可能性を確信しておりました。こうした平時の状況においては、Jリーグはある種、護送船団的な方針から競争のフェーズに移行するということで、各種、経営努力が報われるように、経営努力や競技成績に応じて大きく傾斜するような経営オペレーションに移行すると宣言をしてきました。しかし、2020年においては、ある種Jリーグにとっては非常事態の状況の中で、競争のフェーズから一旦、チューニングを行うことを宣言しました。ある意味で、一つひとつのクラブでは経営危機が訪れる可能性があります。リーグ自体が平時とは違うオペレーションに移行せざるを得ないようなモードだという認識の中、個々のオペレーションを競争のフェーズの象徴的な理念強化配分金に代表されるような施策に関しても、個々、見直しをしていこう。今はすべてのクラブがしっかり安定的にサービスを提供できるような状態、経営基盤をしっかり守ろうということで、ある種Jリーグの中でも有事であるという認識の中で、モードチェンジの話をクラブに申し上げました。これから、4つのプロジェクトの中で確論の話が出てまいりますが、下敷きとして、そういう意思で見ていただければと思っております。それでは各プロジェクトリーダーよりご報告をさせていただきます。

〔試合日程プロジェクトリーダー・黒田より説明〕
試合日程プロジェクトからは、2つお伝えします。
1)日程調整について
前回のメディアブリーフィングでお伝えさせていただいた日程調整の3つのステップに従って、調整を続けております。どの日程に、どの節を入れるかというところを調整しています。なお、クラブからのアンケートは全部、出揃っている状態です。

2)エリートリーグについて
本日の臨時実行委員会で、今年度のエリートリーグの取り扱いについて議論をしました。その結果、今シーズンについては中止するということを理事会に付議することといたしました。中止の理由は、以下3点です。
①新型コロナウイルス感染症によって、トップチームの試合日程が大幅に変更になり、全クラブが過密日程になります。その中で若手選手にも十分に、出場のチャンスが回ってくるだろうという予想がされること
②エリートリーグの日程調整や各クラブでのチーム編成が困難になってくることが予想されること
③エリートリーグの予算を、今回の新型コロナウイルス感染症の各クラブへのマイナスインパクトに対する補填の財源に回そうということ
以上の理由から、エリートリーグ中止を提案させていただきました。
最終決定は理事会となりますが、本日、実行委員会で提案させていただきました。

〔競技の公平性プロジェクトリーダー・窪田より説明〕
競技の公平性プロジェクトに関して、今日は意見交換のみで決議はございません。その中で、大きく3点を議論しました。いずれも意見交換のみで、決まったことはありません。
1)賞金、理念強化配分金に関して
賞金に関してですが、今シーズンは、すでにご案内しているとおり、不公平を飲み込みながらも進んでいくシーズンであることが前提の中で、賞金を100%お支払することが良いのかどうかといった観点からも議論をさせていただきました。主に出た意見は、リーグやクラブの全体的な財務インパクトがどれくらいなのか、どういった手当が必要なのかということを、より精査した上で、そういったことを勘案しながら継続議論していきましょうということになっております。同様に理念強化配分金は、共存から競争のフェーズに近年は移ってきておりますが、この2020年においては、コンセプトの見直しが必要ではないかということ。その場合の使い道について、どういったことにしていく必要があるのかは、先ほどの賞金と同様にリーグおよびクラブの全体的な財務インパクトを勘案しながら継続的に議論をしていきましょうということになりました。

2)2020シーズンの順位の決定方法に関して
リーグからは、できるだけわかりやすいシンプルなルールに設計していきたいという方針をお示ししました。その中で、試合数にばらつきが出ることも想定したルール設定をしなければいけないということ、その試合数に差が出た時には、何らかの是正をするのか、あるいは是正するのではなく何かの優先順位をつけるのかをご提示させていただきました。勝ち点なのか勝率なのか、という話になりますが、勝率の考え方については、かなり複雑な計算を伴うこともあり、「わかりにくい」だとか「大会が終了した時点で結論が出るようなことにもなる」というリスクがあることをお話しさせていただき、勝ち点で決めるという中でも、「何らかの試合数に差が出た時に是正措置をしてもらえないか」という意見を踏まえ、今後「可能な限り納得感のあるルール設定をしていきましょう」という意見交換をさせていただきました。

3)2021シーズンにおける昇降格に関して
J1、J2への昇格枠、J2、J3への昇格枠について意見交換をしました。こちらについては、現在所属しているカテゴリーにおいて、考え方に偏りがあったり、見方が異なったりということがあります。現状、来シーズンは、J1は20チームになるということを想定した上で、どういった昇降格がいいかという意見交換をさせていただきました。継続的に意見交換し、議論を尽くしたいということを各クラブの実行委員の皆様からもお話しいただきました。「議論をつくした上で、最終的には理事会で議論をしましょう」ということで、継続して次回も議論させていただくことになっております。

〔観戦環境対策プロジェクトリーダー・藤村より説明〕
観戦環境対策プロジェクトでは、大きく2つのことについて取り組んでおります。
1)選手・チームの健康を守る
日頃の健康管理から、何か体調不良が起きた時や不安になった時の相談の手順をプロトコルに定めておりますが、特に専門家チーム、地域アドバイザーの方8名が全国にいていただいていますが、先生方とチームをつなぐ部分は、この1週間でずいぶん整備し、情報が円滑に回るように改善に務めてきました。

2)リーグ再開後の試合運営プロトコル
リーグが再開した時に、お客様、選手、メディアの皆様の感染リスクを抑えるための試合運営のプロトコルを、クラブの皆様に相談しながら定めるところです。
いずれも今日の実行委員会の中で、皆様と議論する時間を取ったわけではなく、プロジェクトの中で作業が進んでいる状況です。

〔財務対応プロジェクトリーダー・鈴木より説明〕
財務対応プロジェクトは、2つのことを審議していただきました。
1)クラブライセンス
前回もご説明いたしましたが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、開催日程の影響以外でも、スクール活動の中止、スポンサー等々との関係を含め、そうした状況にある場合には、「クラブライセンスの例外措置を認めましょう」ということで、具体的な項目としては、①財務基準に関して②施設基準に関して、です。①財務基準に関しては、財務諸表の提出や2020年の予算見込みに関しての例外適用で、実際には3期連続赤字や債務超過であることに対する例外措置です。②施設基準に関しては、クラブがホームスタジアムを80%以上使うことがルールになっておりますが、こちらに関しても開催日程の変更や自治体所有のスタジアムがNGになることも踏まえ、80%未満でも特例措置を認めることについてを審議していただきました。あくまでも、今後、FIB(クラブライセンス交付第一審機関)との調整や、法務委員会とも精査をした上で、最終的には理事会で決議をしていただくことになりますが、概ね骨子について意見交換のうえ、ご確認いただきました。

2)融資制度を審議
現在、安定開催融資があります。前回は、こちらと「全く別物を作ります」とお話ししましたが、これは、別物というよりはいろいろな調整の中で、今年に関して言いますと、安定開催融資の特例措置として「新型コロナウイルス感染症対応の融資制度を設けましょう」ということで、安定開催融資に代わって特例措置を作るという建て付けにするという説明をさせていいただきました。
具体的な内容は、安定開催融資は10億の財源がありますが①これを原資とすること、②実際の限度額について、Jリーグは、均等配分金が目安になることも話し合い、J1は3.5億円、J2は1.5億、J3は3,000万円を一旦原則として、限度の目安としましょうということ、さらに返済期間ですが、通常の安定開催融資は1年ですが、向こう3年間で返済するという猶予を持ちましょうということに加え、今の安定開催融資ですと、勝ち点10マイナス等々もありますが、新型コロナウイルス感染症の対応ということで、制裁はなしにしましょうという骨子を整理させていただき、今後、法務委員会で精査した上で、理事会で審議しますということに関して確認をさせていただきました。財務対応プロジェクトは、この2つが、本日の主な審議事項として挙げられましたが、その他、村井チェアマン、窪田理事がお話しをされた通り、今後、財源の確保、特に融資の財源、補填の財源、リーグ運営の予備費をどう捻出していこうかという意見交換も、併せてさせていただきました。

【村井チェアマンよりコメント】
連日、メディアの皆様には色々とご協力をいただき、ありがとうございます。
発症した選手から、本当に申し訳ないというコメントが出てきていますが、選手の立場で考えますと、ギリギリのコンディションニングに何度もチャレンジして、選手によっては相当体脂肪を絞り、相当な緊張感や不安の中でコンディションニングをしてきているんだろうと思います。そういう意味では、選手の免疫力を下げてしまったというところは選手個人の問題だけではなく、リーグ全般がケアしなければいけない問題と思いながら、とはいえ、こうした感染が拡大しないようにできる限りの努力を重ねていきたいと思っておりますので、皆さんアドバイスをお願いします。
Jリーグですが、2月27日から在宅勤務を始めてもう1か月を超えてしまいました。通常ですと、ここの4月1日付で仲間に加わる人間が何人かいたり、出向先から戻る人間がいたり、そういう人間ともコミュニケーションすらできない状況です。今日は、社員と200人位になると思いますが、ウェブで懇親会をして仲間とチームビルディングをやり直して、目線を合わせて次に向かっていきたいと思います。
時節柄大変な状況だと思いますが、皆様もくれぐれもご自愛ください。宜しくお願いいたします。

 

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