今年は、例年参加しているクラブ(コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、JEF UNITED千葉 八戸スクール、柏レイソル盛岡、ヴェルディ岩手花巻、NASPA JEF UNITED)に加えて、新たに関東圏から柏レイソルU-11スペシャルクラスと浦和レッズハートフルクラブスクールが参加して、選手とスタッフ合計で約150名の参加者となりました。
仙台会場のプログラムの特徴は、何といっても宿泊施設のすぐ横を流れる名取川を舞台とした自然体験プログラムです。子供たちは、コーチやキャンプ協会のインストラクターの指導の下、仲間と協力して丸太を上流に運んだり、河原の石をどれだけ高く積み上げることができるかを競ったり、みんなで手をつないで目隠しをしたコーチを大きな岩の頂上に連れて行くプログラムに挑戦しました。プログラムの最後の自由時間には、大きな岩のてっぺんから川に飛び込んだりして、日常ではかなか体験できないことにチャレンジすることができました。
さらに川で遊んだ後の自然体験は恒例の河原での芋煮会へと続きます。子供たちはクラブ毎にそれぞれ食材の下ごしらえをするグループと河原の石でかまどを作るグループの2つに別れ、作業にあたります。子供たちがかまどにおっかなびっくり火をつけたりする様子やなれない包丁さばきは、コーチたちを不安にさせたりもしましたが、協力して無事に美味しい芋煮を完成させることができました。
もちろん、子供たちは自然体験だけでなく、サッカーも大いに楽しみました。クラブ毎のゲームと混成チームを編成してのゲームを合わせて、3日間で合計26試合行われた8人制サッカー大会では、炎天下をものともせず元気にプレーしました。たくさんの保護者の声援があったことや、さらにはベガルタ仙台に所属の岡山一成選手らが差し入れを持って激励に来てくれたこともあり、大会は大いに盛り上がりました。
最後の夜には、キャンプファイヤーを囲んでのゲーム大会を行い、ここでは今年から参加した浦和と柏の子供たちが社交性豊かな個性を発揮してゲームを盛り上げるのに一役買っていました。
3回目となった今回は運営や進行を支えるベガルタ仙台のコーチ達のチームワークにもさらに磨きがかかり、子供たちも積極的にフェスティバルを楽しんでいました。子供たちはいつもとは違う、他クラブのコーチや選手達と一緒にサッカーをすることを通じて、「もっともっとサッカーがうまくなりたい!」という気持ちを強めて、それぞれのクラブに帰って行きました。
会場 | ベガルタ仙台 泉パークタウングラウンド(宮城県仙台市泉区明通1-1-2) |
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期間 | 8月14日(火)~8月16日(木) |
主管 | ベガルタ仙台(Jリーグ・アカデミー育成センター) |
協力 | 株式会社モルテン 社団法人日本キャンプ協会 |
対象年代 | U-12 |
参加チーム |
(合計8チーム) |
スケジュール |
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