今回の「交流給食」では、大分トリニータ清水圭介選手が桃園小学校へ訪問しました。
清水選手は「子どもの頃から好き嫌いせずたくさん食べて頑丈な体を作ってプロサッカー選手になれました。」とコメント。子ども達からも「大きい！！」や大盛りの給食をみて「すげー！」など等身大の選手を感じ感動している様子でした。
中には緊張してなかなか近寄れない子もいましたが質問コーナーでは「なぜ大分にきたのか？」「好きな食べ物は？」など積極的に発言する姿がみられました。
今回のメニューは、さくらんぼ以外は全て地元県産の食材で調理された「ふるさと」ごはん。地元で栽培された食材への理解関心も「食育」での大切な学びとなっています。そんな中、選手も質問に真剣に答えていたせいか、給食時間終了が近づいて焦ってご飯を食べるといった場面もありました。
食事の後は雨天のため体育館でPK対決をしました。ゴールに見立てたマットの前に清水選手が立つと改めて「大きい、入るところがない」と選手の大きさを痛感した様子。PKでは、サッカー経験者の渾身のシュートを清水選手がキャッチすると子ども達からは大きな歓声が上がりました。
交流会が終わり最後には、子どもたちから選手へ寄せ書きが渡され代表の子に「応援しています、頑張ってください」と声をかけられました。「今日はとても楽しかったです。たくさん食べて応援に応えられるよう頑張ります。」と抱負を語りみんなと握手をして学校を後にしました。
交流給食では、子どもたちに、食事やその栄養について、また偏食による弊害について伝えていくことの大切さを痛感します。トリニータでは、憧れのＪリーガーから給食の大切さ栄養バランスの良さなど正しい情報を伝えることで、子どもたちが真似をして、給食や栄養について自然に学ぶことができ、健全な成長の手助けをすることができればと考えています。
