Ｊリーグは、4月4日（月）、サントリーホールで、「Ｊリーグ・アカデミー スポーツゼミナールSupported by サントリー」を開催しました。本イベントは、「次世代の育成」の担い手となる中学・高校生を対象に、スポーツに関わることの魅力や価値を知り、スポーツが社会性と人間性を育むことを体験することを目的として中高生247名が参加しました。セッション1では、「スポーツで仲間を増やそう！～スポーツを通じた世代間交流のすすめ～」をテーマに、ゲストスピーカーとして、野球解説者の原辰則さんをはじめ、アテネオリンピック金メダリストの米田功さんら7名が参加してくださいました。
スポーツを始めたきっかけや、子供時代の思い出のほか、トップアスリートとしての実体験を交えた話に参加した参加した中高生は熱心に聞き入っていました。セッション2「Jリーグ・アカデミー特別講座～やってみよう！アカデミーカリキュラム体験」では、バランスボールを使ったボディバランスのトレーニングや、メンタルトレーニングなど、Ｊリーグ・アカデミースタッフが特別講座を行いました。
参加した藤本亜由子さん（15歳）は「スポーツを特定せずに楽しもうという話がよかった。体操をしているので、米田さんの話が聞けて嬉しかった」と話し、木村浩幸君（14歳）は「トップアスリートの話は参考になった」と話してくれました。
メインキャスター
●中西哲生（スポーツジャーナリスト）
●石山愛子（キャスター）
セッション1 ゲストスピーカー
●原辰則（野球解説者）
●井原正巳（元サッカー日本代表 主将）
●米田功（徳州会体操クラブ アテネ五輪金メダリスト）
●荒川恵理子（日テレ・ベレーザ）
●佐々木太一（サントりーバレーボール部 サンバーズ）
●栗原徹（サントりーラグビー部 サンゴリアス）
●宮里藍（プロゴルファー サントりー所属）
セッション2
●山下則之（Ｊリーグ・アカデミー プロジェクトリーダー）
●高妻容一＊（東海大学体育学部助教授）
●木塚朝博＊（筑波大学大学院人間科学研究科）
●吉田直久＊（日本放送協会番組制作局青少年・こども番組ディレクター）
（＊Ｊリーグアカデミー・アドバイザリースタッフ）
Gボールタイム
●鞠子佳香（筑波大学体育科学系体操方法論研究室準研究員）
●原辰則さん（野球解説者）
「スポーツに限らず自分が好きなこと、自分に合っていることが必ずあるはず。常に挑戦する気持ちを忘れずに、同じ目標を持つ仲間とのつながりを大切に努力してほしいですね」
●井原正巳さん（元サッカー日本代表）
「好きで楽しめば知らず知らずのうちに成長しているものです。どんなレベルでもスポーツは楽しめるんですよ」
●米田功さん（アテネオリンピック金メダリスト）
「小さい頃は身体が弱くて、最初に入った水泳教室は水が怖くて全然楽しくなかった。その後通った体操教室はすごく楽しくてここまで続けてきたんです。誰にでも自分に合ったスポーツがあると思います」
●荒川恵理子さん（日テレ・ベレーザ）
「兄をまねてサッカーを始めて、兄のようにもっともっとうまくなりたい、と強く思っていました。好きなものに対して貪欲になってほしいです。他のジャンルの方々の話を聞けて私も得をした気分です」
●佐々木太一さん（サントリーバレーボール部 サンバース）
「社会でもスポーツの世界でも、まずは挨拶が大事。日本ではバレーボールは地域密着型のスポーツではなかったが、FC東京や東京Vのように今後は地域と一体になった活動が増えていくといいですね」
●栗原徹さん（サントリーラグビー部 サンゴリアス）
「小学校はサッカーをやっていました。中学校はサッカー部がなくラグビーをはじめたんです。手でボールを持って走るのも楽しいですよ」
●宮里藍さん（サントりー所属／ビデオメッセージで登場）
「ゴルフはワールドワイドなスポーツで先輩方と一緒にプレーすることはとてもいい経験になります。スポーツを通じて生きがいや楽しみを見つけられたら素敵ですね」
