10月20日（土）、東京都練馬区立中村小学校で、東京都主催によるフォーラム「芝生から広がる地域づくり」～緑あふれる10年後の東京へ向けて～が行われました。全国から、教育委員会関係者、各地の教員の皆さん、ＰＴＡ、芝生を扱う団体や地域の方々など約400名が訪れました。
このイベントに、Ｊリーグも参加し、ＦＣ東京による芝生の校庭でのサッカー教室のほか、Ｊリーグブースでの芝生推進活動のＰＲを実施しました。
当日は、体育館で行われた第一部では、元日本代表の相馬直樹さんによる、「私とサッカー」をテーマとした基調講演も行われました。講演では、相馬さんご自身が、サッカー選手という目標に向かって、諦めずに努力をした結果、夢を叶えた体験を元に、その過程において、地域の方々が当たり前のように用意してくださった素晴らしい芝生のグラウンド環境が夢を叶える大きな下支えとなっていたことを話してくださいました。そして、地域の人々の思いをひとつにして、子供たちのために、芝生の校庭という素晴らしい環境づくりに取り組んでほしいとのメッセージを伝えて締めくくりました。
また、第一部では、東京都が新たに設置する「東京芝生応援団」結成の呼びかけが行われ、日本サッカー協会（ＪＦＡ）の根本氏が、参加した「Ｊリーグ百年構想メッセンジャー」のＭｒ．ピッチとともに登場。同じ緑の芝生を愛するサッカー界として、ＪＦＡ、Ｊリーグともに校庭の芝生化に協力していきたいと参加者にメッセージを送りました。
体育館の外では、芝生の校庭で、地元のサッカークラブの子どもたちを対象に、ＦＣ東京コーチ陣による、サッカー教室も行われました。子どもたちが怪我を恐れず思い切り走り回る様子に、参加者の皆さんも目を細めて見学していました。Ｍｒ．ピッチも、芝生の校庭でサッカー教室に参加したほか、第二部で行われたＪリーグＰＲブースでも、参加者の皆さんに芝生の大切さをアピールしました。
こうした活動を通じて、今後も、地域の自治体や保護者の皆さんと一緒に、子どもたちのための環境づくりを進めていきたいと考えています。
