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2008/02/26

2008ユース・ジュニアユース監督会議

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Jクラブのユース、ジュニアユースの指導に携わる監督たちが顔をそろえ、育成における共通の認識、理解を図ることを目的とした「2008ユース・ジュニアユース監督会議」が、2月26日にJFAハウスで開かれました。この会議は昨年から始まり、今回が2回目。会議の冒頭、あいさつに立ったJリーグの鬼武健二チェアマンは、選手を育てることと並んで「人間教育」を育成の重要テーマに挙げ、「皆さんは非常に重要なポジションにおり、苦労も多いだろうが期待している」と、参加した監督たちにエールを送りました。

Jリーグの山下則之技術委員長からは、2007年に実施された「Jリーグ・アカデミー コーチングワークショップ」についての報告がありました。このコーチングワークショップは「JFAのコーチライセンスを取得した指導者が、さらにスペシャリストになっていくための勉強の場」です。講師たちの指導理念も紹介され、U-20アルゼンチン代表の監督としてFIFA U-20ワールドカップ カナダ2007に優勝し、昨年12月に講師として来日したウーゴ トカリ氏の「よいサッカーをするために、技術をしっかり習得させる」「成長を長い目で見守る」「長期リーグでシビアな試合環境をつくる」「子供たちの人間性をクラブ全体で育てる」などの考えが伝えられました。リーグ戦については、昨年からスタートしたJリーグ U-13に続き、今年からは同じくJリーグU-14のリーグ戦も始まります。「将来的にはJFAの考える育成のためのリーグ戦と一緒に、リーグ戦文化の醸成のために協同していきたい」と、協力関係を確認しました。

育成においては指導者の役割が大きく、そのスキルアップが不可欠です。サッカーだけではなく、人間性や社会性を育むための「選手一貫教育 指導者研修会」なども実施しており、JリーグHRDグループの重野弘三郎が「それぞれのコーチが指導現場で実際に生かせるような研修を実施したい」と、予定されているプロジェクトの方針を伝えました。

布ユースダイレクターからは「2015年トップ10」に向けたロードマップが示され、キッズやU-12に対する取り組み、指導者養成、リーグ戦など試合環境の整備、トレセンの充実、そしてJリーグ・Jクラブとの連携など、重点項目についての説明がなされました。

また、Jリーグでは育成年代についてもルールを勉強し、サッカーの能力を上げながらフェアプレーに繋げていくということを大切にしていることから、育成年代に対する「ルール講習会」の実施についてJリーグHRDグループより説明が行われました。JFAによって派遣された講師が、映像や絵を用いて分かりやすくルールについて説明し、競技規則の理解に重点を置く講習会は初の試み。同席した松崎JFA審判委員会委員長も、「すがすがしいサッカーを一緒につくり上げていきたい。Jクラブは注目されているので、いいお手本になってほしい」と期待を込めています。

最後に羽生英之Jリーグ事務局長が、「育成は根幹であり、評価されるべき仕事。子供たちには、指導者の言葉の一つ一つが残り、巣立っていく。いい形で多くの子供たちを世の中に送り出すことが、結果的にはサッカー界にいい人材が入ってくることになる」と述べ、この会議を締めくくりました。

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