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2008/06/01

Jリーグ&名古屋グランパス お仕事体験企画

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若手選手の“試合経験の場”としての活躍に期待が高まるJサテライトリーグ、名古屋グランパスと川崎フロンターレの試合が開催された豊田スタジアム。試合のキックオフを前に、公募により選ばれた小学4~6年生の男女11名に試合運営のお仕事を経験してもらおうと『Jリーグ&名古屋グランパスお仕事体験企画』が実施されました。これは、Jリーグ百年構想パートナーの朝日新聞社の協力により、小学生年代の子ども達に「仕事」の現場を見学したり、実際に体験してもらおうという企画です。

この日はファン・サポーターではなくサッカーの試合を運営するスタッフとして、キックオフの午後4時よりもかなり早い午後12時40分に豊田スタジアムを訪れた小学生たち。“職場”への入り口ゲートでスタッフパスを受け取ると、どの子もやる気に満ちた表情で堂々と胸を張り、期待に胸を膨らませている様子が伺えました。控え室で保護者の方と一緒に話を聞き、いよいよお仕事体験スタート。11名の小さなスタッフはやや緊張気味な背中に「頑張ってね!」と応援を受け、元気良く控え室を出て行きました。

最初のお仕事場所は選手のロッカールームです。部屋の中を見回しながらゆっくりと足を踏み入れた子ども達は、係員から「選手の入室前に試合で着用するユニフォームやウォーターボトル、アイシングの準備を整えます」と説明を受けました。石川直輝君(小6)と中嶋駿君(小6)は選手がハーフタイムに飲むドリンク作りを担当。神経を集中させてペットボトルの小さな口へ、原料を袋から最後の一滴まで絞り出しました。「これを飲んで後半(選手たち)に頑張ってもらわないと!」と石川君。力強くボトルを振って水と原料がよく混ぜ合わさると、チームのメディカルスタッフ・管進吾チーフトレーナーから「よし、上出来!」と合格のサインが出されました。目を輝かせて作業に取り組む子ども達のおかげでスタッフが驚いてしまうほど早く準備は完了。どの作業にも最後はスタッフのチェックが入りましたが、“一つ一つの仕事を完璧にやる”ということを、子ども達は肌で感じ取っていたようです。

ロッカールームでのお仕事を終え、次のお仕事場所はグランパスのグッズショップです。お店のカウンターに入る販売員の順番は“じゃんけん”で決めました。キックオフの2時間前となり、グッズショップのあるコンコースは来場したお客さんで大変賑わっていました。品物を丁寧に袋へ入れて手渡した子ども達は、お客さんから「ありがとう」の言葉を受け取り、嬉しさ半分照れ半分の笑顔に。グッズ販売を担当した鈴木隼君(小4)は「品物が大きすぎてビニール袋に入らないのでは、と焦ったけれど、とても楽しかった。」とドキドキした体験を話してくれました。

普段は入ることのできないスタジアムの中をみんなとはぐれないように注意しながら歩き、「たくさん部屋があって迷路みたい」と小野木桜さん(小5)。細い廊下の両側にいくつも並ぶドアの前を通り過ぎ、最後のお仕事場となるピッチへ降りていきました。とても楽しいお仕事体験でしたが、あっという間に約3時間が過ぎ、気が付いてみればキックオフの35分前。11名の小さなスタッフの最後のお仕事は、ウォームアップ時のボール拾いでした。ハイタッチで選手を送り出すと、子ども達は意気揚々とピッチ脇を歩き、ゴール裏へ移動してコートから出るボールを待ちました。勢いよく飛んでくるボールを間近で見た青木智也君(小4)は「シュートがとても強かった」と驚いた様子。11名は手にしたボールに“勝ってほしい”という願いを込めて、素早くコート内へ投げ返していました。

キックオフのホイッスルと共に小学生11名による『Jリーグ&名古屋グランパス お仕事体験企画』は終了。すべての仕事を終え、充実した表情で控え室に戻った子ども達はお土産を受け取り、観客席へ移動しました。11名の願いが届き、名古屋グランパスは3-0のスコアで川崎フロンターレに快勝。チーム勝利のために大きな仕事が出来た一日となり、このお仕事体験が、参加した子ども達の胸に最高の思い出として、深く刻まれることでしょう。

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