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2008/10/25

江戸川区国際フットサル大会

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ブラジル、アメリカ、オーストラリア…、さまざまな国籍を持つ東京都内在住の子どもたちで構成されるチームを招待して毎年行われている『江戸川区国際フットサル大会』は今年で5回目。来賓の挨拶にFC東京常務取締役の萩野健彦氏が登壇し、参加した総勢16チームの子どもたちに、柔らかな笑顔で語りかけました。

「8年後の2016年には東京が五輪開催地に立候補していて、オリンピックがこの東京に来る可能性があります。今ここにいる参加者の方々も出場できるかもしれませんね。みなさん今日はがんばりましょう!」

懸命に拍手をする小さな手、風に揺れる髪、澄んだ瞳の色は、様々に彩られています。国籍の異なる子どもたち同士が集い、サッカーを通して国際交流をはかる本大会。実現に向ける萌芽は、じつは10年前まで遡ります。そこには、人と人との出会い、心の絆というドラマがありました。

「1998年、港区主催の国際フットサル大会が開催されたことに始まります」とは、FC東京事業部の難波修二郎氏。いつの日か東京中の商店街にFC東京のフラッグがはためく、そんな光景を胸に描きながら奔走する日々を送ります。担当の港区で麻布十番商店街を中心に地域活動に取り組む中、社団法人東京青年会議所(JC)が翌年の1999年、第2回国際フットサル大会を企画した際に、協賛の東京ガスからの紹介でサッカークリニックを開催する形で大会に協力。ここにモデルケースが誕生したのです。

“子どもの世界では国際交流を肌で感じる機会が少ない。何とか経験の場を提供出来ないものだろうか――”模索していたJC江戸川区が知ったのがJC港区での国際フットサル大会の実施ケースでした。JCのメンバーでもある松江大通り商店街の方とFC東京の間にすでに生まれていた絆が、子どもたちの大会の実現という新たなプロジェクトを通して、さらに深まります。そして大会当日の10月25日(土)午前、大会に先立って、FC東京普及部コーチ陣の指導による「サッカークリニック」が大会会場である江戸川区臨海球技場で開催されたのです。

参加したのは小学4~6年生までの87名の子どもたち。4つのグループに分かれ、参加した普及部コーチ4名の指導の下、雨上がりという条件の中、泥んこになりながらたっぷりと汗をかきました。

はじめはボール・フィーリング、そしてゲーム性を取り入れたメニューと、楽しみながら学んでいきます。「今日は、普段からサッカーをしている子どもたちが対象ですので、実際的な指導メニューで構成しています」というFC東京普及部長久保田淳氏の言葉通り、安定したボディバランスと技術をみせる子どもたちは次々とメニューをこなしていきます。最後はクラブを横断して構成された即席チームによるミニゲーム。この日初めて出会った子どもたちがチームメートとして協力しながらゴールを目指します。

「ゲームが面白かったです。いつもと違うメンバーで楽しかった!」「プロのゴールキーパーになるのが夢。目標は塩田選手(FC東京)です!」(参加の子どもたち)

「褒めながら指導しているのが印象的です」「さすがプロクラブのコーチ。しっかりとした技術に子どもたちを触れさせてあげられた貴重な経験となりました」(参加地域クラブのコーチ陣)

「彼らが大人になった時、『そういえば昔、FC東京のコーチに教えてもらった』と思い出になればという願いも、実はあります」と久保田部長。地域の企業や団体、商店街や行政と共に子どもたちを見守り育てる。この日蒔かれた種は、どんな実りをもたらすでしょうか。

「商店街の方たちは仕事柄試合に足を運べない方たちが多い。それでも会う毎に、勝ったね、負けたね、今何位だね! といったコミュニケーションが生まれてきたその変化がうれしい」と難波さん。FC東京が行なうホームタウン活動を通じて、「FC東京が好きだ」という思いを共通項に繋がっていく。「今日の試合は負けちゃったね。次の試合はがんばって!」商店街でそう言葉をかけられる日常風景を夢見て、FC東京のホームタウン活動は続きます。

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