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2014/12/12

Mind-1ニッポンプロジェクト陸前高田修学旅行1

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川崎フロンターレは「Mind-1ニッポン」を合言葉に、東日本大震災の被害に対して被災地への復興支援活動を行ってきました。その一環として12月12日から2日間、選手とクラブスタッフ、そしてMind-1ニッポンプロジェクトに賛同するサポーター有志の皆さんと岩手県陸前高田市を訪問しました。

2011年から行っている陸前高田市への訪問。これまではアウェイでのベガルタ仙台戦の後にその足で陸前高田市に移動しサッカー教室や懇親会を行っていましたが、今回は日程の関係でシーズンオフの12月に伺うことになりました。

まず1日目は陸前高田市の視察と地元の方々との懇親会というスケジュール。参加者たちは各自荷物を用意して私服で東京駅に集合しました。これまでは前日に仙台戦があった関係で、選手、スタッフ、サポーター有志がそれぞれ別ルートで陸前高田市に向かっていましたが、今回は出発から全員での移動です。

東京駅から新幹線で2時間半をかけて岩手県のJR一ノ関駅へ移動。さらに2台のバスに分乗し陸前高田市に向かいました。まずは陸前高田市の現状を知るために、バスはそれぞれ別のルートで町の視察を行いました。

陸前高田の特産品のひとつが牡蠣。その牡蠣剥き場がある脇ノ沢漁港で水産会社の方から震災当時の状況や震災後の再建までの話を伺い、選手たちの何人かは牡蠣剥きを体験。
三陸産の新鮮でおおぶりな牡蠣をいただきました。

そして復興のシンボルとして有名な一本松を見学。震災当初はがれきの山だった陸前高田市の沿岸部ですが、現在は盛り土で土地自体をかさ上げする工事が進んでいます。
沿岸部には砂を運ぶためのベルトコンベアが張り巡らされており、去年陸前高田市を伺ったときとは風景が全く変わっていました。

さらに陸前高田市唯一の天然芝のグラウンドがある上長部地区へ。このグラウンドは当時JFA特認大使だった加藤久氏(現ジュビロ磐田GM)がパイプ役となり、日本サッカー協会やJリーグの支援を得て2012年10月に完成しました。現在は芝を食べる鹿よけネットが張られ、立派なクラブハウスも完成するなど、子どもたちが体を動かすための貴重な遊び場となっています。

市内視察の後、選手たちは3グループに分かれ、岩手県立高田病院、戸羽電気店、そして仮設住宅を訪問。
病院を慰問したメンバーは川崎市内でも行っている「フロンターレブルーサンタ」に扮し、病院で働く皆さんに少し早いクリスマスプレゼントをお届けました。
戸羽電気店では震災時の映像を見ながら、当時の話や震災後の生活を伺いました。
また仮設住宅にも伺い、選手たちは実際に仮設住宅にお住まいになられている方から陸前高田での暮らしや環境といった現状を生の声で聞くことができました。

そうこうしているうちに日も暮れ、参加者一行は一度宿に荷物を置き、地元の海鮮をいただける居酒屋「参吉」に集合。この日の夕食は、陸前高田の皆さんとの親睦も兼ねた懇親会となりました。夕食会には陸前高田市の戸羽市長も駆けつけてくださり、今後の交流の仕方ついての意見交換をする貴重な場となったようです。

選手、クラブスタッフ、Mind-1ニッポンプロジェクトサポーター有志、そして地元の関係者の方々。
これまで顔を合わせることはあっても、こうした席で食事をしながら話をする機会はなかったと思います。最初はやや遠慮ぎみでおとなしかった夕食会ですが、あっという間にわいわいがやがやと楽しい雰囲気となり、海鮮鍋をつつきながら楽しい懇親会となりました。

今年の陸前高田市訪問はオフシーズンということで、選手たちも例年に増してリラックスしていた様子。また陸前高田市の皆さんも顔なじみの人が増えてきて、スタッフ同士の交流も年々深まっています。この日は被災地の現状を知り、地元の皆様の力強さと温かさに触れる1日になりました。

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