8月26日（金）、愛媛ＦＣ Ｕ-１８の選手を対象に「ロジカル・コミュニケーション研修」を実施いたしました。
講師は、メディアトレーナー・片上千恵さん。
プロを目指すＵ-１８の選手たちに向けて、将来的に自覚と責任を持った言動につなげられるよう、論理的に物事を伝え、説明できるコミュニケーションの基礎を実践形式で習得することを目的として行われました。
はじめに、自分のカバンの中からお気に入りのモノを選び、その理由をプレゼンテーションするというShow＆Tellを行い、具体的、論理的に話すことの意味を学びました。
次に、主語を明確にし、結論を先に言ったあとに理由を述べ、最後にもう一度結論を言うという対話の基礎練習「問答ゲーム」を、全員で繰り返し行いました。
そして、モノを説明するテクニックを覚えたうえで、他チームの監督に会った際の挨拶の仕方、道を聞かれたときの説明をする実践練習をして研修を終えました。
最後に片上さんから、円滑なコミュニケーションに必要なことは「相手のことを思いやる心を持つこと」というアドバイスをいただきました。
参加した選手からは「自分が相手に伝えられたと思っても伝わっていないかもしれないので、声や伝える内容を意識しないといけないと思った」「全体から細部に話すと相手が理解しやすいとわかった。声の大きさ、目を見る、言葉づかいなどを意識していきたいと思った」「相手の立場にたって考えたり、少しでも良い印象を持ってもらえるように工夫することでコミュニケーションが取りやすくなることがわかりました」「相手に伝わる情報で一番割合が大きいのは視覚だということを知り、まずは表情や態度などが大切だということがわかりました。また具体的に説明するには、大きいところから小さいところ、理由を3つ話すことなどが相手に伝わりやすいこともわかり、今後に生かしていきたいです」などの感想が寄せられました。
写真協力／愛媛ＦＣ
