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Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ2016

2016/1/21(木)19:28

札幌「トップ2を目指す戦いのスタート」【プレビュー】

今季も小野がチームの中心を担う
今季も小野がチームの中心を担う

クラブ創設20周年を機にホームアイランドである北の大地、北海道の名をチームに冠して挑むこの2016年。節目のシーズンのオープニングゲームとなるのが、このスカパー! ニューイヤーカップだ。北海道コンサドーレ札幌のお披露目となる今大会では沖縄ラウンドに登場。東京ヴェルディ、FC東京、FC琉球と対戦する。

「練習試合ではなく、緊張感のある試合をこの時期にできるのは非常に貴重。いい戦いがしたい」と意気込むのは就任2年目の四方田 修平監督。約10年間、札幌U-18の監督を務め、昨シーズン途中から指揮官に就任した同監督がトップチームをキャンプから指揮するのは今年が初めて。「キャンプ期間は長いようでいて、一つひとつの作業にかけられる日数は決して多くない。1日1日が勝負になる」としており、この大会の重要度を高く位置づけている。

昨シーズン、一昨シーズンはJ1昇格を目標に掲げながら、ともに最終順位は10位。そうした中で今シーズンは「自動昇格圏内の2位以内を目指していく」(三上 大勝GM)とあって、指揮官はもとよりクラブ全体としても緊張感を高めている印象だ。

「コンディションのいい選手を起用していく」と今大会のプランを明かす四方田監督
「コンディションのいい選手を起用していく」と今大会のプランを明かす四方田監督

そんな戦いに挑むチームの中心は、なんと言っても小野 伸二、稲本 潤一というFIFAワールドカップやヨーロッパで活躍した実績を持つ元日本代表の2人だろう。小野が攻撃のタクトを振り、稲本が後方でバランスを取るミッドフィールドはリーグ屈指のクオリティを誇る。そしてそのゴールデンコンビの周囲を躍動するのは、都倉 賢、内村 圭宏といったJ2を代表するストライカー。そして荒野 拓馬、堀米 悠斗らアカデミー時代から四方田監督の指導を受けてきたクラブ生え抜きの若手も擁している。また最終ラインには河合 竜二という精神的主柱に加え、今シーズンはベテランDFの増川 隆洋をヴィッセル神戸から獲得しており、経験豊富なベテランと若手の融合で上位進出を狙う。昨年、韓国代表に選手された身長195センチのGKク・ソンユンのパフォーマンスも大きなカギを握りそうだ。

また、このオフは外国籍選手の補強にも力を注いだ。最前線にはPSVアイントホーフェン(オランダ)でのプレー経験を持つヘイス、右サイドにはラストパスを得意とするマセードと、攻撃的なポジションに個の力を持つブラジル人を加えている。昨シーズンは数多くのチャンスを作りながらも決定力不足に泣いただけに、「シュート、ラストパスの精度向上を、補強の中でもやっていきたい」(三上GM)という目論見を立てていた。そして同時に最終ラインについて三上GMは「センターバック不足は日本サッカー界全体が抱える課題。勝手ながら、我々が率先して改善にトライしていきたい」とも話しており、永坂 勇人、内山 裕貴、進藤 亮佑といった世代別代表経験のある若手センターバックも積極的に実践で鍛えていく構えだ。

「基本的に、その時々にコンディションのいい選手を起用していく」と、スカパー! ニューイヤーカップにおけるプランを明かす四方田監督。昨シーズンのメンバーをベースに、積極的な補強と若手の台頭を織り交ぜて順位表のトップ2を目指す札幌の2016シーズンが、沖縄県からスタートする。

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