6月7日(日)J2 第20節 富山 vs 東京V(16:00KICK OFF/富山)
スカパー!生中継 Ch182 15:50〜(解説:瀬田龍彦、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
☆勝敗予想ゲーム
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新加入の富山が、名門・東京Vを初めてホームに迎える一戦。けが人の続出している富山は今が試練の時だ。対照的に負傷者の復帰で上昇ムードにある東京Vは手ごわい相手だが、ともに第2クール初勝利を目指すという立場は同じ。第3節の初対戦ではロスタイムの失点で東京Vに今季1勝目を献上しており、闘志を高めて雪辱を狙う。
富山は前節の草津戦を0−0で引き分けて3連敗をまぬがれた。主力クラスの負傷が相次ぎ、紅白戦もできなくなるほど緊急事態。先発5人が入れ替わって臨んだ試合だったが、これまでの戦いを支えてきた固い守りは健在だった。押し込まれる時間が長かったが我慢強く対応。最後まで足を止めず、終盤にはカウンターから決定機も作った。チームとしての意思の強さをあらためて示した。MF川崎健太郎は「メンバーがいないから勝てない、とは言われたくない。絶対に勝つんだと思ってプレーした」と語る。楚輪博監督は「よく耐えてくれた。いまのメンバーでも十分に戦っていけると感じた」と評価した。
置かれている状況は、東京Vと前回対戦した開幕間もないころと似ている。当時は初めてのJ2での戦いで手探りの中、組織ディフェンスに活路を見出し、あとはゴールを奪うことが課題だった。その後、初勝利を挙げて3連勝も記録するなど第1クールを充実したものにしたが、ここにきて連続4試合得点がなく、勝利からも遠ざかっている。けが人の続出もあり、再び壁にぶつかっているかたちだ。
5日の紅白戦では、負傷していたFWの木本敬介と石田英之が元気な姿をみせた。前節で初出場を果たしたMF今井大悟が鮮やかなミドルシュートを決めてアピールするなど、チームに活気も戻りつつある。メンバーが代わっても堅固な守りをみせた前節。苦境の中で見えた光明を確かなものにするためにも1点がほしい。
東京Vも前節は引き分けだったが、アウェイでC大阪と互角以上の戦いをみせて2−2。残り3分で追いつかれたものの、攻守に連係がスムーズでFW大黒将志、MF柴崎晃誠のゴールで一時は逆転した。高木琢也監督は「非常にエキサイティングなゲームだった。これからさらにチーム力も雰囲気もよくなると思う」と手ごたえを語っている。
第1クールは、けが人の頻発に悩まされたが第18節でDF土屋征夫が復帰し、前節はFW平本一樹、MF河野広貴が戻ってきた。前節出場停止だったFWレアンドロを加えた攻撃力は富山にとって脅威だ。前回の対戦では、大黒がロスタイムに今季初ゴールを挙げて1−0で勝ったが、河野のドリブル突破などで圧倒しながらも、なかなか得点が奪えず苦しんだ。同じパターンにはまるのは避けたいところだろう。
以上
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次回撮影予定は、6月7(日)の仙台と富山です。
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2009.06.06 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
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