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【ヤマザキナビスコカップ決勝レポート】浦和、4対0と鹿島を一蹴し、初の栄冠に輝く(03.11.04)

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11月3日(月・祝)2003Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝
鹿島 0−4 浦和
(14:05KICKOFF 国立霞ヶ丘競技場)入場者数 51,758人


 「We are REDS. We are REDS. We are REDS…」

 試合後、真っ赤に染まった国立競技場には、浦和サポーターの喜びの叫びが響き渡っていた。チーム創設以来、初のタイトル。Jリーグ創生期には不甲斐ない成績で“お荷物”とも云われ、1999年にはJ2降格の憂き目にも会った。そんなチームの初の栄冠に、選手、スタッフはもちろん、サポーターも喜びを爆発させた。

 機は熟していた。4対0と鹿島を一蹴。見事なまでの快勝で、昨年の雪辱を果たした。「最初からフルスロットルで勝ちにいく」。試合前にオフト監督が、そう語っていたように、浦和は開始直後から鋭い出足で鹿島を圧倒した。

 開始1分30秒、エメルソンがいきなりゴールネットを揺らしたかに見えたが、これは僅かにオフサイド。しかし、山田→エメルソン→田中→エメルソンと渡った、この浦和の最初の攻撃は、その後のゴールラッシュを予感させるに十分なものであった。

 そして13分、「キーパーの位置は見えていなかった。ちょっと高かったけど、うまく合わせることができた」と語った山瀬のヘディングシュートが決まって、1対0と浦和が先制した。

 これで勢いづいた浦和は前半終了間際、ルーズボールに反応したエメルソンと坪井が衝突したことで、(治療のため)一時は9人での戦いを余儀なくされたが、GK都築の好セーブなどもあって、何とかこのピンチを切り抜ける。「(ケガについて)ドクターの判断は『縫わなくてはダメ。5分かかる』ということだったが、交代はせず、ふたりのプレー続行を決断した」(オフト監督)。

 そして迎えた後半、11人が揃った浦和は再び猛攻撃。48分、平川の縦パスに素早く反応したエメルソンが、GK曽ヶ端とDF大岩をかわして、無人のゴールに決めると、その8分後には今度は田中がDF2人をかわして、強烈な一発。攻めに来る鹿島をあざ笑うかのように浦和が見事なカウンターを決め、一挙にリードを3点に広げた。

 浦和の快速2トップが鹿島のベテランDF陣を振り切る姿は、浦和サポーターにとって爽快だったに違いない。何しろ、相手はリーグ戦で浦和がもっとも苦手としていた鹿島なのだから(過去のJリーグでの対戦成績は浦和の4勝21敗)。

 さらに、攻撃を仕掛ける浦和は86分、途中出場の長谷部からのパスを受けたエメルソンが再び決めて、鹿島の息の根を完全に止めた。

 一方、前半にエウレルを負傷で失い、攻撃の糸口が見出せないでいた鹿島は59分、池内と石川を下げ、野沢と相馬を投入。ふたり同時の選手交代で何とか活路を見出そうとしたが、その1分後、頼みの小笠原が2枚目のイエローで退場となり、万事休す。反撃ムードは削がれ、10個目のタイトルは遠のいていった。

 試合後、勝った浦和の選手は口々に「自分たちのサッカーができた。先制したことで、うちの早いFWが、相手DFの裏を突くことができた」と自信に満ちた表情で語っていた。“しっかりとした守備、コンパクトな中盤、素早いカウンター攻撃”浦和のいい面ばかり出た試合だった。

 「去年、経験したことが大きかった」(鈴木)。「レッズにとって新しい歴史ができてよかった」(坪井)。新世代の幕はいま開かれた。浦和レッズ、第2幕はここからがスタート。この勢いはまだまだ続きそうである。


2003.11.4 Reported By スポマガWORLD SOCCER

以上

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