多くのサポーターに集まっていただき、盛大に引退試合ができて本当に幸せだと感じました。天気も心配でしたが恵まれて、僕の日頃の行いがよかったのかなと思いました(笑)
長い間、現役生活を送ってきてこれだけのチームメイト・スタッフに集まっていただき、このようなすばらしいゲームができたことは本当に最高でした。前半はIキャップで45分戦い、代表で一緒に戦ったメンバーとパス交換ができたり、加茂さん岡田さんの下で試合ができたのはすばらしい思いでした。後半はJリンクでオフト・早野さんの下で、渡り歩いた3チームのチームメイトとまたグラウンドに立てたのは最後の試合の思い出になりました。
昨年、福田さん(正博)キーちゃん(北澤豪)の引退試合が行われたが、どちらも自分でゴールを決めていたので、僕自身かなりプレッシャーになっていました(笑)DFでゴールを取るのは難しいと思っていたら相手のDFも気を遣ってくれ、マークが甘いなぁと。もっとマーク付いていいよと言ったくらいです。名波のリスタートからヘディングシュートで、マークが付いていて自分でも入ったかわからないような中で決められて幸せでした。引退試合で決められるというおまけがついて来たわけですが、今日の試合では多くの皆さんに支えられてやってこれたということを感じ、いい経験をさせてもらってきたと感じました。
本当にありがとうございました。
Q:セレモニーで靴をピッチに置いた時の気持ちは?
A:引退してから、約1年後の試合になりましたが、あれだけたくさんのサポーターの方に囲まれて試合をやって、けじめになる形としてスパイクとキャプテンマークを置いた時にはジーンときた。そういうシチュエーションだったので涙腺が緩みがちになりましたが、なんとか耐えました。今までのいろいろなシーンが蘇ってきて、少し涙ぐむ形になりました。
Q:電気自動車で1周されてファンに声などをかけてもらった時の気持ちは?
A:いろんな方の声援を受けてやってこれたんだということや、そういう声の大切さを再認識できたと思います。セレモニーになってもサポーターの方が残ってエールを送ってくれてのがうれしかったです。
Q:キャプテンを長く務められてきたことについて。
A:プレッシャーも責任感も必要な役職だと思うが、現役生活の中で長くキャプテンという役割を与えられたことは自分にとっていい勉強になったし、プラスになった。難しい時期もまとめる難しさもあったし、リーダーシップについて悩む時期もあったが、それが今いい財産になっているなと感じました。今日たくさんの選手が集まってくれたことで、自分なりのキャプテンシーを作りながらやってきた部分が、みんなに評価してもらったのかなと感じた。
Q:今年の活動は?
A:ライセンスはC級を取りに行っている段階。ライセンスを取得しながら、今年はコーチなどはせずに、サッカースクールの手伝いなどを昨年と同じようなスタンスでやっていこうと思います。海外は昨年1か月ほどスペインに行ったが、できればもっと長く行けたらと思っているし、勉強できる環境に飛び込んでみたいとも思っています。時間の許す限りですが・・・。
Q:思い出に残っている試合を1つ挙げてください。
A:1つはすごく難しい(笑)ベストマッチとなればW杯予選の韓国のアウェー戦やJリーグでは95年のサントリーチャンピオンシップを取ったヴェルディ戦だったり、92年1月の天皇杯で優勝した読売クラブ戦などが印象深いです。
Q:たくさんの対戦相手の中で、特にすごいと感じた相手はいましたか?
A:最後に浦和でコンビを組んだ坪井には、能力の高さを感じた。すごい選手になると感じた。ライバルというより僕が晩年でしたので(笑)、僕より能力が高いなと感じてました。
Q:尊敬する選手はいましたか?
A:DFに関して言えば、代表に入ったときから柱谷哲二さんとコンビを組むことが多かったので哲さんのディフェンスの考え方やキャプテンシーが参考になることが多かった。僕に対してリーダーシップなどを要求してくれた部分でも、勉強になったし影響力があった。ポジションは違うけれど、カズさん(三浦知良)やラモス(瑠偉)さん中山(雅史)などの選手も、チームとして攻撃に関しての戦術では勉強になったし、いい影響を受けました。
Q:子どもたちへのメッセージを。
常にサッカーを楽しんでほしいし、高い目標を持ってほしい。楽しんでサッカーを続ける部分と、うまくなりたい強くなりたいという気持ちを常に持つ続けてほしいなと思います。
以上













