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KIRIN WORLD CHALLENGEキリンカップサッカー2004-Go for 2006!- 日本代表 メンバー発表記者会見でのジーコ監督(日本代表)コメント(04.07.01)

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●ジーコ監督:
「今回対戦する2か国は、それぞれに国の事情によって分かれた経緯があるが、その後も高いチーム力がある。セルビア・モンテネグロは皆さんもご存じのとおり、ストイコビッチ会長の下でよいサッカーをしている。ファンの方々に満足していただける、質の高いサッカーをお見せできると思う。アジアカップに向けてよい意味での強化となるような試合にしていきたい。今回は23名を招集します」

Q:久保選手はクラブ側では休養させたいとの意向のようだが、クラブとの調整はできているか?
「今までのことでいえば、久保選手だけでなく他の選手にもいえることだが、これまで選手が故障に対してどう感じているかということを重視してきた。今回もメディカルスタッフとともに、状況を把握することになる。J1リーグの1stステージが終わったところで、6週間の休養が必要と聞いているが、私はまだ詳しい状況を把握していない。ただ、今までも選手に対して試合や練習で無理強いをしたことはないし、今回も試合や練習で対話をはかってやっていくことになると思う。6週間という治療期間が、今から必要なのか、もう少し前の診断なのかもわからない。選手が症状についてどう感じているか、痛みなどをどう感じているかなどを把握したい。
クラブの方々にこの場を借りて説明したいのは、日本代表の試合や練習で選手に無理を強いることはないし、代表キャンプ中での試合やエクササイズなどについてはクラブに対してレポートを送るようにもしている。心配せずに、選手を送り出してほしい。
選手たちには、違和感を覚えたときには早めに申し出るようにと日頃から徹底しているし、その時には交代要員を立てるようにしている。そのことでグラウンド内でのチームの動きがスムーズにいかないことがあっても、仕方ないとは言わないが、選手を大事にするのが自分のやり方でもある」

Q:アジアカップまでを含めて長期間の活動になるが、大会などにとらわれず、さらに先に向けて考えていることはあるか?
「特別には考えていない。今のシステムの意向や、3バック・4バック・中盤での動き・前での動きという基本的なものを選手たちはピッチ内で理解してくれるようになっている。結果を求められる大会でもあるので、勝負にいくことを考えている。その中で日々あがってくる課題を克服することに時間を使えればと思う。キリンカップで自信を深め、アジアカップに向けてのよい準備をしたい。そのために、1日1日をこれまでの『おさらい』というか、自分たちのサッカーが出来るように時間を使いたい」

Q:柳沢選手は、移籍後の新チーム始動と重なるかと思います。昨日、話をして、そのことはクリアになったか?
「シーズン開幕に照らし合わせて考えても、新シーズンで彼が活躍できるだけの内容をアジアカップの中でも十分に準備できる、チームとは離れていても実戦の中でできると考えている。その点は心配していない。これがフレンドリーマッチならばともかく、アジアカップは日本にとって歴史的に見ても大切な大会なので、今回はこちらを優先してほしい。その結果、彼がチームに合流したときに悪い結果にならないだろうという自信はある。いい形で彼がチームに合流できると思っている」

Q:アジアカップで、自分に課しているノルマはあるか?
「アジア内で日本が置かれている立場を考えれば、優勝を目的としていく。平行して行われているワールドカップ予選で、1次予選を突破後に戦う国とも今回当たることになる。そういう点でも真剣勝負になるし、最終的に優勝をと思っている」

Q:キリンカップは試合日程が近いが、メンバーは固定して戦うつもりか?ある程度、テストすることも考えているか?
「状況に応じて、いつもベストメンバーをチョイスしているつもりだ。今回は試合間隔が中3日あるので、アジアカップの初戦・オマーン戦を見据えた戦いをするつもりだ。ただし、まったくメンバーを変えないということではない。ベースは出来ているが、ケガなく2試合できればいいし、後に控えた大会を見据えた戦いになると思う」


以上
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