9月11日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第4節
市原 2 - 1 東京V (19:04/市原/6,829人)
得点者:'29 サンドロ(市原)、'54 坂本將貴(市原)、'58 桜井直人(東京V)
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●オシム監督(市原):
「ドクターから頭痛薬をもらってきたので、水を持ってきました。今日はそういう試合でした。要は頭が痛いんです。とにかくそういう試合でした。東京Vには今日のような形で負けた試合もありました。ただ、その試合と今日の試合を比べることはできないんですが、1stステージであればこのような試合は負けているか引き分けていました。
しかし、今回は少し運があったともいえます。ただ、選手がしっかり戦ったというのも事実です。勇気を持って最後まで戦ったと思います。もちろん東京Vは終盤には(市原に退場が出たことで)うちよりもひとり多くて、(人数的に市原が)負けていたので、後半はどんどん攻めてきました。ただ、それ以前にうちは2-0でリードしており、あと3点は取れるチャンスがありました。そこを忘れてはなりません。その部分がこの試合の一番よかった時点のことで、PKを取られて、自分で自分の首を締めた形になりました。
よかったのは皆さんに見てもらった通り、うちにはもうひとりいいGKがいるということです。そしてDFもしっかりプレーできて、阿部もリベロというポジションをプレーできるということです。工藤も工藤なりにいいプレーができたし、佐藤もケガが治ってきました。ただ、前半は空回りしてしまいました。もし、これから上位を目指すチームであれば、ああいう時点で落ち着いたプレーができなければなりません。そういう意味ではうちの選手はホームでプレーすることに怯えているのかもしれません。そこが大切な部分だと思います。ただ、先制点を取ったのはとてもよかった点で、前半は東京Vもそんなにチャンスを作れたわけではありませんが、うちが先制したのも運が大きいと思います」
Q:オシム監督はよく「勝者のメンタリティ」を口にされるし、今日は怯えているといわれたが、そんなことはないのではないですか?確かにミスはありましたが、ひとり少なくなってもしっかりプレーしていて、選手はちゃんと学んでいるのでは?
「監督というものはいい部分についてはあまり話さないものです。よくない部分について話すのが監督です。そういう意味で選手には学んでいってほしいのです。いい部分は皆さんが見ていると思います。ただ、いい部分を見すぎている人もいます。よく見えすぎる部分もあるのではないですか。周りがもてはやすと選手は見失ってしまいます。みんながロナウドやジダンのような選手になったわけではないので、抑える部分も大事なのではないですか?
勝者のメンタリティについても私が考える形と選手が考える形があると思います。お互いがそれぞれのように振舞えないかもしれないので、それは別のものです。この1年半、坂本のようなゴールを待ち望んでいたのですが、毎回、ああいうゴールを望めるわけではないです。サッカーというのは攻撃と守備から成り立っていて、両方注意深くやらなければならないものです。
そして審判が笛を吹いてはじめてストップで、それまでは全力でやらなければなりません。ただ、坂本はそれほどのファウルをしたかどうかわかりませんが、不注意なファウルを犯したことは事実です。次のホームゲームは1ヵ月後で、残念ながらそれまではここに来ません。アウェーでどういうことを学んだか見てください」
以上













