体作りを主眼に置いた今合宿も3日目となり、選手の疲労もピークになりつつある。なお、三浦淳宏、中澤佑二はそれぞれコンディション不良と風邪の影響で競技場に姿を現さず、また合流直後の中田浩二は別メニューをこなした。
午前練習では、入念に体を動かした後にフィールドプレーヤーを2つに分け、ミニゲームが行われた。広さはハーフコート程度。そこにそれぞれのチームに2つずつ、合計4つのゴールが設置された。
20名のフィールドプレーヤー中3名が不在のため、スタッフが1人入って9対9での対戦となる。
●ビブスチーム
茶野隆行、松田直樹、三都主アレサンドロ、坪井慶介、藤田俊哉、福西崇史、小笠原満男、鈴木隆行、玉田圭司
●ビブスなしチーム
田中誠、宮本恒靖、加地亮、西紀寛、本山雅志、遠藤保仁、阿部勇樹、大黒将志、(スタッフ)
1試合目は3タッチ以下でボールをつなぐというルールで行われたが、ビブスチームが3ゴール(藤田、松田、鈴木)を決めたのに対し、ビブスなしチームが6ゴール(加地×2、大黒、スタッフ×3)を奪って勝利している。
同じメンバーでの2試合目は、フリータッチのルールで行われた。これにより各選手がボールを持つ時間が長くなり、選手同士の間隔が広くなったことで、プレスのスピードや寄せる距離が格段に縮まり、より真剣味が出た試合となる。この2試合目はビブスチームが3ゴール(松田、三都主、小笠原)。ビブスなしチームも3ゴール(西、加地×2)と引き分け。合計スコアで6-9となり、ビブスなしチームが勝利した。この結果に対して、ビブスチームの松田は「負けたのが悔しい」と悔しがっていた。
代表選手は久しぶりに本格的にボールを使った練習に入ったが、合宿初日以来ランニング主体の練習だったこともあり、選手たちも思い思いのコメントを残している。
松田の「もっとボールを蹴りたい」というコメントに対して、宮本は「ボールの感触を確かめている段階でしたね」と振り返っている。
なお午前練習を別メニューで終えた中田は、他の選手が昨日挑戦したVMA測定に臨み、19本(19.5km/h)の結果を残している。
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15時30分から行われた午後練習は、最大心拍数を利用したインターバルランニングが行われた。これはVMA計測時の最大心拍数を利用して、最も効果的な心拍数を維持しながら4分間走り、2分歩くというメニューを1時間続けるというもの。
足に不安を抱える本山はVMAの計測は行っていないが、昨年のデータがあり、それを利用して参加している。また下腿の違和感によって別メニューで調整していた三浦淳宏が練習場に姿を現し、調整を進めた。この日も練習を休んだ中澤の症状は、風邪が治らず完全休養の状態だとのこと。
代表合宿では、選手のコンディションによってトレーニングを次のように区分している。
1)完全休養
2)ホテルでストレッチ
3)ホテルでプールなどを利用したトレーニング
4)練習場での別メニュー
5)他の選手と同じメニュー。
中澤は、1)の完全休養の段階とのことだ。ジーコ監督は、チーム内に風邪が広がることを警戒していた。
2005.1.19 Reported by 江藤高志
以上













