5月4日（水） 2005 J2リーグ戦 第10節
仙台 0 - 1 山形　（16:04／仙台／19,128人）
得点者：'65 秋葉勝（山形）
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●鈴木淳監督（山形）：

「まず、両チームとも非常にアグレッシブに戦い、良いゲームだったと思う。我々の方は、選手がよく最後まで頑張ってくれた。運動量もあったし、戦う姿勢も最後まで持って戦ってくれたことが勝因だ。

このゲームを通じて『コンパクトに、ラインを高く』守備ができるかが重要だと選手に伝えていたが、90分間、DFライン、それから中盤が崩れずに守備ができたのがよかったかなと思う。

前半については、ボールも回すことができて、サイドを起点にすることもできたが、最後の崩しでもう一工夫足りなくて、決定的なチャンスを作ることができず終わってしまった。

後半も同じような展開だったが、仙台の方が徐々に盛り返してきて、苦しい時間帯が続いた。しかしそこで我々の方が先手をとることができ、若干ではあるが我々の方にゲームが傾いた気がする。ただ最後の残り15分は向こうも必死で攻めてきて、最後はパワープレーに来たので、こちらも劣勢のまま戦わざるを得なかった状況だ。

前節、ちょっと痛い負けを喫しているので、ぜひとも今日は勝ちたかったが、選手が本当によく頑張って勝つことができ、嬉しく思っている。」

Ｑ：今季初スタメンで、決勝点を決めた秋葉の評価は？
「実はあまり良くなかったと思っている（笑）。彼本来のパスワークをもうちょっと期待したが、頑張ってはくれたものの彼の持ち味がいまいち出ずに、左サイドが起点になっても、そこからクサビを入れたりサイドを変えたりといった、彼が得意とするプレーがなかなか出来なかった。その辺はゲームを重ねるごとに良くなっていくのではないか。
ただ、戦う姿勢だとか運動量については、申し分なかったと思う。
当然、ゴールも決めてくれたので、彼が今日のヒーローであることは間違いない」

Ｑ：試合前に、秋葉に対して何か指示は出したのか？
「いえ、何も出していないです」

Ｑ：前半、長いボールを入れてくる攻めがわりと多かったが、それは対仙台ということを考えてのものだったのか？
「もっと繋ぎたかったが、立ち上がりはロングボールを使おうということで、話をしていた。本当は中盤でもうちょっと、サイドチェンジを交えながらやりたかったが、それをなかなかやらせてもらえなかったというのが正直なところだ」

Ｑ：前所属が仙台である小原がキャプテンマークを巻いていたということに、何か意図はあるのか？
「ウチはキャプテンは決まっていないので、その試合その試合で変えます。（対戦相手が）前に所属していたチームだとか、あるいは誕生日だとか（会場笑）、それはその時で決める。
まぁ小原は前に仙台に所属しているということで、それに関しての意図はあった」

以上