5月8日（日） 2005 J1リーグ戦 第11節
神戸 0 - 0 磐田　（16:05／神戸ウイ／20,282人）
----------

●三浦知良選手（神戸）
「守備でとにかく全員で失点ゼロに抑える、そこからやり直しということで（取り組んできたが、今日は）失点ゼロにすることができたのはよかった。点を取るのはもう少し時間がかかるもの。相手に取られなければ負けはない。この前もいいゲームだったし、次につながる」

●和多田充寿選手（神戸）
「（クロスバーを直撃したボレーシュートについて）無理やりファーサイドをねらって、ひっかける感じで蹴った。（レオン監督からの指示は）この前の浦和戦と同じで、前でターゲットになることと、2トップでひとりが流れたらひとりが真ん中に行くということ。（勝ち点1を取ることができたが）勝たないと意味がない。チャンスが何度かあったのを決めておかないと。ひとつのチャンスを決められるよう、集中力を持ってやりたい。（途中出場が続くが）もちろん先発でやりたいけど、後半からでも自分のやることは点を取ることで、はっきりしている」

●室井市衛選手（神戸）
「前節からだいぶいい流れで来ていて、今日は無失点で抑えることができた。（この試合では北本選手が途中から3バックの真ん中に入ったが）北本がイエローを1枚もらったので、レオン監督からの指示で前半の途中からそういう形になった。DFはバランスよく守れてきていると思うし、いい時間帯でいいリズムで試合運びができている。（攻撃面は）和多田のシュートがバーに当たって運がなかったが、そういうシュートもこれから枠に、ゴールに向いてくると思う。今の気持ちを持続して勝利を手に入れたい。選手も自信が付いてきている。監督からもその自信を忘れないようにと言われた。これからは前向きな雰囲気でやっていけると思う」

●掛川誠選手（神戸）
「（今季初の無失点試合だったが）後半はみんなリズムよく、DFもマンマークができ、北本を余る形にして、相手にスペースを与えなかった。前と後ろ（のスペース）も狭くなって、セカンドボールを拾えて、リズムを作れた。いいサッカーができれば今日のように引き分けとか、ゼロという結果になる。（試合後、やっていけるという）手応えがある。レオン監督からも、いいサッカーをすれば結果は付いてくると言われた。この前もよかったし、徐々によくなってきている。名古屋戦が楽しみ。みんなにも手応えはあったと思うし、明るかった。前は負けると『ああ、負けてしまった』と暗くなっていたのが、今はいい感じになってきているという表情になっている。GKとしても、今日は全然動かなくてよかった。そういう試合が理想的。みんなは疲れていたと思うけど」

●北本久仁衛選手（神戸）
「前からよくはなってきていて、それが今日につながっている。DFは3人で相手の2トップを見て、ひとりが余る形。（途中からＤＦラインの真ん中に入っていたのは）前半はマークについていたが、イエローをもらったので（真ん中に入った）。不慣れだから微妙な感じやったけど、失点ゼロでよかった。真ん中は、相手がウラをねらうから、それを掃除する役目。いつも（のストッパー）みたいに疲れていない。今まで真ん中はやったことがなかったから不安だったけど、ほかの2人がしっかりついてくれたし、GKも指示してくれた。真ん中ではもっとトラップしたりつなげることもできたが、シンプルにノーリスクでプレーした。あとは点が欲しい。アツさん（三浦淳）のセットプレーもいいボールが来ているから」

●薮田光教選手（神戸）
「（レオン監督からの指示は）ワタ（和多田）が競った後にこぼれ球をねらって、チャンスメイクやゴールしてくるように言われた。（チャンスはたくさんあったが）そのなかでゴールが奪えないのが自分たちの弱さ。来週の1週間で精度を高めてやっていきたい。（FWでの出場は）何年かぶりという感じ。でも、自分はどこのポジションでもやれる準備はしていたので、特にやりづらいとかはなかった」


●中山雅史選手（磐田）
「（ケガのためにハーフタイムで交代したが）病院に行って検査してみないと分からない。ケガしたときは痛みがあったけど、今は痛み止めの薬も効いてきた。明日（病院で）しっかりと検査する。シュートに行ったあとに足に乗られた形になって、内側のじん帯を傷めた。じん帯を伸ばすと足がふらふらした感じになってしまい、（一度はピッチに戻ってプレーしたが）もう1回ガクっと感じたので後半は難しいと思った。前半についてはいい形で攻められた。2トップをもうちょっと縦の関係にしておけばよかったと思う。寄せてワンツーを使うことをもうちょっとやっておけばと、試合が終わってから前田と話しをした」

●名波浩選手（磐田）
「相手に2ラインにさせられてしまった。前半のうちに1点取りたかった。後半はコンパクトにする意識はあったけど、間延びさせられてしまった。最終ラインが踏ん張ってくれたからゼロに抑えることができた」

●川口能活選手（磐田）
「今日は全体的に運動量がなかった。いつもならコンパクトな形が、連戦の疲れもあってセカンドボールを拾えなかった。前半の勢いを保てず、ウチがチャンスを作れなくて、相手の時間帯が続いてしまった」

●藤田俊哉選手（磐田）
「前半で1点を取れなかったのが、あとあと尾を引いてしまった。スペースにロングフィードする形になって、相手のサッカーに合わせてしまった。芝生は長かったが、ピッチが悪いとは思わなかった」

●太田吉彰選手（磐田）
「芝生が長くてドリブルはしづらかった。後半は全体的に間延びしてきつかった。こぼれ球を拾われていたので、ウラには出づらかった。（前半はいい動きだったが）あれを続けていければいい」

●茶野隆行選手（磐田）
「（右ひざの状態は）全然大丈夫。ただ、疲労がたまっていただけ。今は全然普通です」


以上