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【AFCチャンピオンズリーグ2005 山東魯能秦山(中国) vs 横浜FM:前日練習レポート】ドゥトラが発熱、那須がスポーツヘルニア。苦しい時に知将・岡田監督が何を見せるか?(05.05.10)

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「AFCチャンピオンズリーグ2005」予選リーグ グループF
5月11日(水)19:30キックオフ/済南
山東魯能秦山(中国) vs 横浜FM
-リアルタイム速報は横浜F・マリノス公式ホームページ(別ウィンドウで開きます)-
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「主力がいない? 今までもいなかった。上野(良治)に遠藤(彰弘)に坂田(大輔)…。この状況には腹を括ってるから大丈夫。勝つためにはいろんなことがあるけど、その時点でベストを尽くすしかない」と岡田武史監督は言い切った。

 この日、新たにドゥトラが38度近い熱を出してダウン。那須大亮もスポーツヘルニアの初期症状が出て、実戦的なメニューを取りやめた。すでに右足甲を痛めている中西永輔も結局、全体練習には合流できずじまい。明日11日の山東魯能泰山とのアウェー直接対決出場は難しい情勢だ。ドゥトラの代役をこなせる左サイドはいない。明日は4バックに変更して戦うことも考えられる。

 そんな緊急事態にも、指揮官は動じることなく、淡々としていた。涼しい表情の裏側で、知将は一体、どんな策をめぐらしているのだろうか…。

 ACL1次リーグ突破を狙う横浜F・マリノス。10日は14時半すぎから試合会場となる山東スポーツで決戦前最後のトレーニングを行った。
 8日のサンフレッチェ広島戦に出場したため、9日は別メニューで調整していた中澤佑二、熊林親吾らに加え、前夜遅くに到着した北野翔、左ひざを痛めている栗原勇蔵も全体練習に加わり、1時間ほど汗を流した。

 トレーニングはストレッチから始まり、ボールを使ったアップ、狭いグリッドでのミニゲームへと進んでいった。ミニゲームは主力組とサブ組を分けるような形ではなかった。指揮官の頭の中で、すでにシナリオはできているのだろう。特に張り切っていたのが中澤。昨夏のアジアカップ・準決勝バーレーン戦で終了間際に奇跡的な同点弾を叩きこみ、日本を窮地から救ったのが、このスタジアムだった。本人は「たった1回だから、ゲンのいい場所とは思ってないよ」と苦笑いした。が、4月中はかなり状態の悪かった右膝もよくなり、今は体もキレている。明日はこの男に注目したい。

 この時期の済南は暑い日と寒い日が交互にやってくるというが、この日は気温22〜23度と穏やかな陽気。夕方からは雷雨になったが、選手たちがピッチに立っている時は風もなく、プレーには最適なコンディションだった。とはいえ、明日は曇り時々雨の予報。気温も20度までしか上がらず、かなり肌寒くなりそうだ。

 そんな状況だと気になるのがピッチ。岡田監督も練習中にあちこちを回り、入念に芝のコンディションを確認していた。昨夏のアジアカップの際には、ボールを蹴るたびに芝がごっそり剥がれるなどピッチ状態は最悪だったが、今回は一応、問題なさそうだ。

 このところも反日ムードの高まりもあって、今回は過剰なほどの警備体制が敷かれている。我々メディアが泊まっているホテルの部屋の前にも警備員が立っているくらいだ。試合当日は3万人以上の観客が詰めかけると予想されるだけに、物々しさに拍車がかかることは容易に想像できる。そんな雰囲気にとらわれず、自分たちのサッカーを出し切ることが、追い求めている結果につながるはずだ。

以上

2005.05.10 Reported by 元川悦子
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