国際親善試合〜FIFAワールドユース選手権大会 オランダ2005 壮行試合〜
5月11日(水)19:00キックオフ/熊本KKウイング
U-20日本代表 vs U-20カメルーン代表
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ワールドユース初戦オランダ戦(6/10)まであと1か月を切った。壮行試合となるカメルーン戦。本番前のラスト2試合という時期的な緊迫感、そしてカメルーンという仮想ベナン(大会2戦目で対戦)を迎えることで現時点での実力を測ることが出来てしまうという現実感。そして、数少ないアピールのチャンスでもあるこの試合。多くの意味合いをはらんだこの試合に向かう選手たちには、これまでの国内合宿とは色合いの違うものを感じ、目の色の違いが顕著だ。
アジアユース直前との違いは、あとがないということだ。現在のU-20日本代表チームは今回のワールドユースを目指して立ち上げられたもの。ということは、このワールドユースで一旦結実を迎える。いわば、これがほんとの本番。「アジアユースはとりあえず勝ってくれ。ワールドユースは俺が行くから」と、本田圭佑(名古屋)はアジアユースのメンバーに漏れた際に思ったというが今回はそういう訳にはいかない。この先、五輪そしてワールドカップとつながる世代ではあるが立ち上げから約2年、結果を求めて戦う時に来ている。
それだけに、アジアユース前の「絶対、世界切符を」という緊張感とはまた違い、いかに自分を発揮しながらチームを勝利に導くかが主眼となっているようだ。
試合前日の10日。試合会場となる熊本市内のKKWINGで17時からU-20カメルーン代表の、19時から日本代表の公式練習が行われた。
先に行われたカメルーンの練習。アフリカ勢ということで奔放なイメージを持ちがちだが、アップの様子からすでに規律を重んじたチームであることを見せた。練習は約90分。ゴール前のシーンなどを、状況により止めながら繰り返し練習、確認した。メンバーのうちワールドユースのアフリカ予選を戦っているのはFWのマワエとMFのモモ。中でもFWのマワエはマルセイユ入りが決定しており、注目してみる価値がありそうだ。
続いて練習を行ったU-20日本代表。30分程度のウォーミングアップの後ゲーム形式を行った。先発が予想されるビブス組に入ったのは
GK:西川周作(大分)
DF:小林祐三(柏)、増嶋竜也(F東京)、水本裕貴(千葉)、
ボランチ:岩下敬輔(清水)、伊野波雅彦(阪南大)
ウイングバック:中村北斗(福岡)、家長昭博(G大阪)
トップ下:兵藤慎剛(早稲田大)
FW:平山相太(筑波大)、原一樹(駒澤大)
また、5分から10分刻みで数パターンのメンバーを試した。中でも兵藤、伊野波のボランチに水野晃樹(千葉)のトップ下も攻撃的で面白い布陣だ。「兵藤も水野も、散らすと言うよりは出していくタイプ。散らすタイプの伊野波と3人がどこまで国際試合でできるか見てみたい」と大熊監督も話していることからカメルーン戦での実現もありそうだ。
練習はその数パターンのゲーム形式の後、普段通りサイドから中に一度当てて、サイドチェンジを入れたシュート練習で締めくくった。ちなみに、ここで好調さを見せていたのは平山。少ないタッチ数から豪快に蹴り込む彼らしいシュートを連発した。
4月下旬からの連戦もあり、Jリーグにレギュラーで出場している選手たちには若干の体の重さもあるようだ。ただ、小林がいう「日頃(Jリーグ)の成果を発揮する場」としての代表チームで、彼等は風格のようなものをかもし出している。
昨年1度も試合出場のなかった中村もその一人。今年に入り福岡でレギュラーをとり、既に3得点を上げている。今合宿では「攻撃の意識が強いです。自分の特徴を出していきたい。福岡とはシステムも違うし(代表は基本的に3―5―2)自分の後ろには誰もいない。右サイドの全てをやるつもりでいる」とコメント。これまでならば守備重視のコメント、自分を出すことよりもチームのバランスを考えたコメントが出たものだが、Jリーグで出場を重ねている成果はこんなところにも表れているのではないか。
チームとしても、個人としても勝負となる仮想ベナン・カメルーンとの一戦。多くの意味合いを含むこの戦いは見どころの多い試合となりそうだ。
本番まであと30日―。
以上
2005.05.10 Reported by 了戒美子
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