5月28日（土） 2005 J2リーグ戦 第14節
福岡 2 - 1 仙台　（14:04／博多球／7,299人）
得点者：'8 宮崎光平（福岡）、'40 林祐征（福岡）、'88 大柴克友（仙台）
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●松田浩監督（福岡）：

「一番の目標の勝ち点３を取れたことがチームとしては大きかったと思います。課題はまだまだありますが、そう一遍には解決できないでしょうし、勝ち点３を苦しみながらも取りながら前進していければいいなと思っています」

Q：いま課題がいくつか残っているとのことでしたが、具体的にはどのようなところでしょうか？

「やはり後半に３点目を取れるチャンスがあっただけに、３点目を取って０点に抑えるというのが理想的な展開とすれば、そういうところですね。これまでよりは２点取れたので良かったと思いますし、２点取れたことが大きかったわけですが、決定機のわりに点が取れないというようなところで、３点は取れる十分な決定機は作れていたわけですから、そこで点を取って試合を決めるというようなことが必要かなと思います」

Q：岡山選手を前で使った狙いと、使ってみた感想をお願いします。

「ある意味、残りの時間を逃げ切るというか、そういう時間帯だったんで。グラウシオにも疲れが見えたということで、前線から追い回したり、それと前線に出したボールが太田と２人でいれば、ある程度拾えるし、その両方の利点を生かして試合を終わらせようという狙いですね。FWとしてのプレーはもともと出来る選手なんで、その辺も期待はしましたけれど、そういう形にはなりませんでした。彼が今日はサブにいて、そういうときには、いろんな使い方が出来るなと感じました」

Q：グラウシオ選手の調子が非常に良かったように感じますが、監督の評価を聞かせてください。

「いや、いつもと変わらないと思うし、これまでも勝ちで終わっていれば、いつも非常にいいと評価される状態だと言われていたと思います。そして、やはり今日も持てる力をきちんと出してくれたなと思っています」

Q：林選手が復帰２試合目でしたが、コンディションが必ずしも万全ではない中で得点を決めました。そのあたりの評価はいかがでしょうか？

「ターゲットの選手、プラス脚力もある、守備のほうでも前線で貢献できるということで、彼のような存在というのは非常に貴重だと思うんですよね。その上、点を取ってくれましたし。後半にもう１点取ってくれれば申し分なかったですが、徐々に調子を上げてくれると思っています」

Q：宮崎選手の活躍が目立ちました。監督の印象はいかがですか？

「非常に良かったですし、点にはなりませんでしたけれどインターセプトで相手のイエローカードを誘った場面だとか、２点目の林のときにも、ゴール前で彼がいい動きをした、半分アシストのような得点だったと思いますし、得点の場面に非常に絡んでくれたということで、高い評価を与えたいと思います」

Q：千代反田選手が久しぶりにスタメンに復帰して、DFラインが高くなってコンパクトに戦えた印象があります。その辺についてはいかがでしょう？

「そうですね、宮本と千代反田はずっと一緒にやっているので、その辺の意思統一は図れたと思うし、いい仕事を２人でやってくれたと思います」

Q：この１勝でこれまでの流れが変わると思うんですけれど。

「そうですね、そうなることを期待しています」

以上