6月1日(水)JUVENTUS JAPAN TOUR 2005
SKYLINE Performance .Art.Cup
横浜FM vs ユベントス(19:00KICK OFF/日産ス)
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2年連続Jリーグチャンピオンの横浜F・マリノスが、世界的なビッグクラブであるユベントスに挑む一戦だ。
ユベントスはイタリアのセリエAで今シーズンも優勝。28という優勝回数は断然トップだ(2位はACミランで17回)。ことしの欧州チャンピオンズリーグでもベスト8に進出している。ヨーロッパの強豪クラブは、どのポジションもビッグネームをそろえているのは常識で、今回のユベントスの来日メンバーもDFチュラン、MFネドベド、FWデルピエロ、トレゼゲと一度は間近で見てみたい憧れのプレーヤーがそろっている。彼らのテクニック、動き、アイデア。世界一流のプレーの数々に、期待が集まる。気に掛かるのがモチベーション。シーズンオフ期間のフレンドリーマッチに対して、どこまでのボルテージを傾けてくれるのか。だが、これは対戦相手次第、試合の流れ次第となる。
この点、いまのF・マリノスはユベントスを本気にさせるだけの要素がある。ACLに敗退しリーグ戦の順位も中位と従来の力を発揮できていない前半戦のF・マリノスだったが、これはハードスケジュールによるところが大きい。肉体的な疲労はもちろん、戦術的な熟成ができないことが堪えた。いまは戦術トレーニングにも取り組み、チームの輪郭が固まりつつある。再開後のJリーグで巻き返して3連覇をめざすため、プレシーズンマッチを単なる1試合とはとらえない。「真剣に全力をぶつけてこそ意味をもつ数少ない実戦の1試合」と、岡田監督は話している。
最終ラインは4バックでトライするだろう。右から田中隼・栗原・松田・ドゥトラと予想される。ボランチは上野と那須。トップ下は2枚として奥と山瀬功、あるいは大橋か。 攻撃では両サイドを強く意識、両サイドバックにボランチ1枚、さらにトップ下のプレーヤーが絡んでいく展開を狙う。そこから送られるクロスの質と量が、得点の可能性を決めるだろう。
相手のゴール前は、おそらく誰が出てもかなり堅固。しかし、F・マリノスには復調してきた久保がいる。練習でも左足のアウトにかけて右スミを決めるなどの技巧と、ボールを引きつけての豪快なボレーなど、彼らしいシュートを放っていた。日本きってのゴールゲッターが、果たして世界のレベルに通用するのか。それを測るバロメーターとなる。世界への試金石というなら、松田にしても同じこと。1対1のシーンはもちろん、相手とのスピード、高さ、強さなど、ひとつずつのパーツを確認するには格好の舞台だ。
プレシーズンは、世界の強豪を間近にできる夢。胸を躍らせるステージ。ただ、いま日本のサッカーファンの目は進化している。マッチメークだけではなく、ゲーム内容自体に鋭い視線をぶつけることだろう。熱く、激しく、見るものをうならせる90分間になるか、それはF・マリノスのチャレンジスピリッツにかかっている。
以上
2005.05.31 Reported by 池田博人(インサイド)
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