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【FIFAワールドユース選手権オランダ 日本代表 vs オーストラリア代表 プレビュー】決勝トーナメント進出と初勝利を目指す!復調・中村(福岡)と平山(筑波大)の出来に期待。(05.06.18)

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予選リーグ グループA 第3戦
6月18日(土)23:00キックオフ(日本時間)/オランダ・ケルクラーデ(TBS系列 22:58〜25:00)
日本代表 vs オーストラリア代表
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グループリーグ最終戦オーストラリア戦を翌日に控えた17日、U-20日本代表は最後の練習を行った。11時に宿舎を出発、11時30分前にグラウンドに到着。軽いアップ後、10対10のミニゲーム。
先発が予想されるビブス組は以下の通り。
GK:西川(大分)
DF:柳楽(福岡)、増嶋(F東京)、水本(千葉)
MF:小林(柏)、本田(名古屋)、梶山(F東京)、家長(G大阪)
FW:平山(筑波大)、カレン(磐田)

約10分ハーフのミニゲームの後は、これに中村(福岡)を加えたメンバーで攻守のセットプレーを確認した。
ここまでの試合、スタメンで起用されてきた兵藤(早稲田大)、途中交代でセットプレーから得点を生んでいる水野(千葉)が気になるが、この日は別メニュー。共にベナン戦で相手選手と接触、「明日の試合出場に問題はない」(広報担当)が、大事をとってとのこと。これまで結果を出してきている彼等だけに、慎重な対応となったようだ。

昨日16日は控え組のみの練習となったが、練習への出発前に宿舎内でミーティングが行われた。大熊監督が次戦へ向けた話をした後に「選手たちで意見があったら話し合うように」との指示の下、約15分間選手同士でのミーティングが行われていた。各々ベナン戦の戦い方に関して意見を戦わせ、全体が間延びしたこと、守備を意識し過ぎたこと、引き過ぎたディフェンスラインがうまくボランチを使いきれなかったことなどを反省点、修正点として上げたという。
つなぐところをつなぎ、蹴るところを蹴る。そして全体をコンパクトに。奪ったボールを大事に展開。
文字にするとシンプルきわまりないが、「守るのか攻めるのか」「蹴るのかつなぐのか」迷いに迷った前の試合を反省し、次へ向かう結束を固めた。

次のオーストラリア戦は鍵となりそうなのが、中村と平山の出来だろう。
中村はオランダ戦でクインシーとマッチアップ。サイドの攻防では明らかにやられまくった。「こんなに負けたことはなかった」本人はヘコんだ。ただ、これは他の選手が表現するとこうなる。「北斗クン(中村)なんかいいですよ。あんな経験をこの舞台でさせてもらって。この先の意識やらプレーやら全てが変わるんだから」。しかし、中村本人はベナン戦でも若干オランダ戦の残像を引きずったのか、守備面ではさして問題はなかったが攻撃面での積極性は見られなかった。
17日の前日練習終了後、大熊監督と直接話をして「もっと上がれ、高い位置で起点になれ」と言われたという。「攻撃は左(家長)ばっかりなんで、右も行かないと」と。中村が恐怖心なく高い位置を取れた時、それほど精度は高くないが思い切りのよいクロスを上げた時、それを平山が中で待ち受ける。

そして、ここに来てパフォーマンスからも経験からも、キャプテンマークこそ巻かないが、このチームの牽引車であることが間違いないのが平山。「ひとりやふたりがマークに付いたところで相太(平山)ならやれる」と仲間も信頼を寄せる。ベナン戦の後は「次は勝たねばならないから、はっきりした戦いになる」とコメント。予選リーグ戦の戦い方を見据えている。彼の役割も、自然とはっきりするだろう。セットプレーからの得点に頼りがちなチームで、セットプレーはもちろん流れの中からの得点を狙いたい。。

中村と平山の出来にかかると思われる予選リーグ最終戦・オーストラリア戦だが、そうなるとやはり兵藤との国見高OBトリオのコンビネーションにも期待したくなる。前日練習では別メニューをこなした兵藤だが、チームには欠かせない存在。トップ下で先発してくることが濃厚だ。中村からのクロスに平山が飛び込む、そしてそのこぼれ球を兵藤が押し込む、そんな流れからの得点が見られれば、決勝トーナメント進出は間違いない。

一方のオーストラリアは4-1-4-1。中盤の4枚はダブルオフェンシブハーフと、ワイドが2枚。そのワイドと1トップで3トップ気味に攻撃を組み立ててくるチームだ。ただ、2試合を終え1得点、1分1敗。監督はオランダ戦の敗戦後の記者会見を拒否するほどのショックを受けている。ともに勝ち点1の日本戦は、決勝トーナメント進出のかかる、まさにガチンコ勝負。堅守で知られるオーストラリアDFをどんな形でもこじ開けない限り勝利はない。

中村は前日の心境を話す。
「勝ちたいだけッス」。
次戦でベナンがオランダに2点差以上で負け、日本がオーストラリアに引き分ければ、勝ち点2で日本・ベナン・オーストラリアが並ぶが、得失点差で日本の2位通過が可能になる。ただ、同じ勝ち点2でも3位になると、他グループで既に3位で勝ち点3を挙げているチームがグループB、C、D、Fと4つあるため、決勝トーナメント進出の望みはなくなる。日本は追いつめられてはいるが、そもそも負けてもよい試合などないのだ。
現在、オランダ現地時間6月17日18時(日本時間25時)。あと24時間後には結果は出ている。


以上

2005.06.18 Reported by 了戒美子
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