7月2日（土） 2005 J1リーグ戦 第13節
柏 1 - 1 広島　（19:00／柏／9,513人）
得点者：'42 佐藤寿人（広島）、'77 玉田圭司（柏）
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●小野剛監督（広島）：

相手も我々も中断期間にどれだけチームを高められるかということで、初戦、大分気合いが入った試合となった。最後まで声援を送ってくれたサポーターに勝点３を与えられず残念だが、次のホームで勝点３を取りたいと思う。

キックオフから柏は気迫のこもったプレーで攻めてきたり、プレッシャーをかけてきていて、これをしのいで落ち着いてボールをまわしたら入り口が見つかったのでプレスをかけていった。後半、勢いをつけて攻めて追加点をとって相手の息の根をとめるというサッカーに持っていければよかった。勝てるはずの試合だったが、そのあたりをつめないといけない。ただ、最後まで点をとりにいく、足を止めずに果敢に自分達のサッカーにトライしたことは、この６試合に向けて収穫で、次につなげたいと思う。

Ｑガウボンと佐藤の交代について
「（佐藤）寿人は攻守に良さを発揮していたが、どこかに痛みを感じていたので運動量の確保と言う意味でいれた。当初は後半１５〜２０分頃と思っていたが、投入が早まったのは相手が矢野を入れてきたから。コーナーキックの際のマークをずらして高さを入れられればと思った。ガウボンはケガからの復帰戦でだいぶ苦しんだようだが、自分の良さをだしてくれた」

Ｑ服部の２００試合出場について
「出続けると言うことは偉大なこと。ピッチでのプレーはみなさんご存じでしょうが、服部は表に出ないところにプロとして取り組んでいて、１回１回のトレーニングに集中して、いいコンディションで臨んでくれている。そういうことがこの２００試合出場の原動力になっていると思う」

Ｑアウェイの引き分けについて
「監督になった頃にはアウェイで勝つというのはきついなと思っていた。戻ったホームの試合ではやらないといけない。（勝たないといけない）。ただ、昨年なかなか勝てなかった関東のアウェイで、ここまで今年は負けなしできている。これは連戦に耐えうるタフな体を作っていることと、熱心なサポーターのおかげ。（今日は勝ち点１だが）これを勝ち点３に近付けたい」

Ｑ李漢宰について、彼がこのチームらしさのベースになっているのでは？
「怪我であまりトレーニングに参加できず、合流して、キャンプそして（今日の）初戦だった。彼はボールを持っている時はもちろん攻守にわたる運動量がチームにとって重要。彼が動くことでディフェンダーもコースが限定でき周りも活きるようになる。ボールに彼が触っていなくても、チームが活性化する要因となっている」

Ｑ次戦ガンバは今日７得点ですが
「選手が戻ってたときの表情をみていると、勝ち点１をとれたと言うよりは勝ち点３をとらなきゃいけなかった試合という悔しさをにじませていた。この悔しさをバネにホームで勝ち点３を取ろうと今、声をかけてきた。まずはコンディション、充電していきたい。大きな修正は出来ないが、今日よりも一歩前へ、次へ行くことが大事だと思う」


以上