7月2日（土） 2005 J2リーグ戦 第19節
鳥栖 0 - 1 水戸　（19:00／鳥栖／10,109人）
得点者：'22 デルリス（水戸）
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●松本育夫監督（鳥栖）：

「まず、1万人以上入っていただいたお客様に対して、敗戦のお詫びを心より申し上げたい。今日の試合に関しては、FWが前線で利いていたらと思う。突破するシーンが少なかった。後半はゲームを立て直すことができたが、水戸が本来の守りに徹したので、鳥栖のサイドからの崩しなどができなかった。攻撃に関しては、トップ下へ宮原と義希を入れてビジュに後ろ全てを任せたが、思うように行かなかった。

まだ、半分過ぎていない。地方の試合で1万人以上のサポータが入っていただけるということは私自身が反省して、佐賀のサッカーを発展させたい。そのためには白星しかない。次節の横浜戦で力を出して、何とか次のホームゲームで白星をプレゼントしたい」

Q：水戸が引いて守ってくると予想していたが、反して前半から高目の位置からプレッシャーをかけてきていた。ゲームプランなど、対応はできていたのか？

「相手が高目の位置から来ていたので、前半はやりやすかった。ただ、FWが起点になることが少なかった。(失点した)デルリスは予測していたとおりだったが、あの1回だけ入れられてしまった。相手が上回っていた」

Q：両サイドバック、高地・奈良崎の評価は？

「高地はもう少し突破できるはず。奈良崎は相手に研究されているかもしれないが、もう少し精度の高いクロスや積極的に仕掛けて欲しい。まあ、70点くらいしかやれない」

Q：奈良崎選手に代えて村主選手を入れた意図は？

「3バックにして攻撃に厚みを持たせた。宮原・義希をトップ下に入れて、後ろを全てビジュに見させた。村主は中の選手だから外側のプレーはやや荷が重かったかもしれない。彼の良さは活動量なので、もう少し顔を出すところが欲しかった。

Q：要所でつなぎのミスが出ていたようだが、その要因は？

「ボール受け側の強い要求が無い。鳥栖は出されて動く選手が多い。ボールを受ける体制をもう少し工夫して作らないと・・・。それと今日は体調が悪かった。午前中の雨で湿度が高く体がキレていなかった。次節は昼間に全員走らせてナイトゲームに備える」

以上