![]() FIFAワールドユース選手権オランダ大会より |
10年前のFIFAワールドユース選手権(カタール)で、ユース(U-20)日本代表が「世界の舞台」でベスト8に進出。以来、日本は2年ごとに行われるこの大会にコンスタントに出場しています。稲本、小野、高原ら現在海外で活躍する選手たちと小笠原、加地、遠藤ら、現在Jリーグで中心選手として活躍する選手たちがU-20日本代表として臨んだ1999年のFIFAワールドユース選手権(ナイジェリア)では、準優勝。この世代の活躍は、数年後の日本代表に直結していく…それが「ユース」といえるでしょう。
J's GOALは年末のJユースカップまで、月に2回の連載でユース世代の情報をお伝えします。もちろん、その時々のユース世代の大会も追いかけます。将来のJリーグや日本代表を支えていくのは彼らの将来へ期待を込めて、早速、第1回は今日から始まる「仙台カップ」に注目してください!
◆仙台カップに注目!◆
正式名称は「仙台カップ国際ユースサッカー2005」。今年で第3回を迎える。今年の参加チームは日本代表、東北代表、ブラジル代表、クロアチア代表(すべてU-18、1987年1月1日以降生まれの選手が対象)。
日本代表としては、03年の第1回大会には、AFCユース選手権(2004年マレーシア大会)の予選を控えたチームが参加。平山相太の1ゴールでなんとイタリアに1-0で勝利している。また、04年のチームはFIFAワールドユース選手権オランダ大会のメンバーにも名を連ねた本田圭佑(名古屋)をはじめ、興梠慎三(鹿島)や細貝萌(浦和)ら86年生まれを主力とするメンバーで構成された。
今年のチームが置かれている状況としては第1回大会とほぼ同じ。11月23〜27日に熊本で行われるAFCユース選手権予選の準備の最終段階に入っている。この仙台カップ以降、チーム強化のチャンスは10月の韓国遠征を残すのみ。AFCユース選手権予選では、この世代では強豪と言われる北朝鮮との対戦が待ち受ける。それまでに少しでもレベルアップをはかり、来年のAFCユース選手権(インド)出場、そして07年のFIFAワールドユース選手権(カナダ)へ…と強化の道を進めていきたい。
今回の日本代表メンバーのうち、柳澤隼(柏ユース)、ハーフナー・マイク(横浜FMユース)、山本真希(清水ユース)の3人は04年大会も経験しており、チームを牽引することが望まれる。なお、8月のSBSカップでゲームキャプテンをつとめ、先日の浦和戦でプロデビューを果たした福元洋平(大分U-18)は今大会はチーム事情のために不参加。GK林彰洋(流通経済大柏高)もケガのため不参加となり、GK武田洋平(熊本・大津高)と吉田麻也(名古屋)が追加招集されている。
◆仙台カップでは、この選手をチェック!◆
MF 1987.08.24生まれ 176cm/67kg 清水エスパルスユース FIFAワールドユース選手権オランダ大会の壮行試合として行われたU-20カメルーン代表(5/11・熊本)戦の直前合宿に追加招集され、ひとつ上のカテゴリーであるU-20日本代表として不安定なボランチというポジションで光るものを見せた。 また、ユース所属ながら、今季すでに所属の清水でリーグ戦2試合、カップ戦2試合に出場している。SBSカップの際もチームに必要とされて呼び戻され、大会参加を辞退したほど。U-20日本代表の吉田監督も「このチームの中心として期待している」と言うほど、抜群の経験値を誇る。 7月の国際ユースIN新潟ではダイヤモンド気味の中盤で上がり目のボランチをつとめた。両サイドが高い位置をとり、速く攻めるこのチームで彼には攻撃の起点となること、中盤で攻撃に緩急をつけることを求めたい。 | ||
DF 1987.06.08生まれ 177cm/70kg 浦和レッズユース 8月のSBSカップでは左サイドバックをつとめ、所属チームではセンターバック、時にはボランチをこなす。「ディフェンスの選手なのでまずは1対1に負けないこと」と言うディフェンスのユーティリティープレーヤーだ。このチームでは右サイドバックを務める内田篤人(清水東高)が若干上がり目のポジションを取ることもあり、確実な守備が要求される。 9月9〜13日に行われた岡山国体では埼玉代表のキャプテンとして参加。上位進出が期待されたが、早くも10日の2回戦で静岡代表の前に散った。 そこから中1日で仙台でのU-18日本代表キャンプ参加というハードスケジュールではあるが、人に強いタイプのそう多くないこのチームでは欠かせない存在だ。 | ||
DF 1987.12.05生まれ 184cm/79kg G大阪ユース 国体予選やプリンスリーグのため、7月の国際ユースIN新潟、8月のSBSカップと参加のなかったG大阪ユース勢から今大会ではこの伊藤と、安田理大(DF・やすだ みちひろ)、横谷繁(MF・よこたに しげる)の3人がメンバーに加わった。 堤と同じく、大阪代表のキャプテンとして臨んだ岡山国体では、1回戦で群馬(準優勝)と対戦。涙をのんだ。国体から休む間もなく臨むこの大会では雪辱を晴らす戦いぶりを見せてくれるに違いない。 184cm、79kgのフィジカルで堅い守備を見せてくれる、これがウリだ。ただ、この伊藤を含めG大阪ユース勢の参加は6月のリスボン国際トーナメント以来となるため、まずはこのチームの感覚を取り戻すところから始めなくてはならない。 | ||
11月のAFCユース選手権予選に向け、ベストメンバーに近い状態で調整を進めているU-18日本代表。今大会の課題のひとつはSBSカップでアルゼンチン戦に敗れた経験を活かすこと。強豪を相手にしたときのメンタル、相手の高い個人技にもディフェンスラインをずるずると下げられないことなど、アルゼンチン戦で得た課題は多い。特に同じ南米勢・ブラジルとの対戦もあるだけに、どれだけ修復できているかを楽しみにしたい。
以上
2005.09.15 Reported by 了戒美子
◆U-18日本代表の強化スケジュール◆
・05年04月 スロバキア遠征 スロバキアカップ
(○3-3(6PK5)ハンガリー、●0-1ウクライナ、●0-1チェコ)
・05年06月 ポルトガル遠征 リスボン国際トーナメント
(○2-1ポーランド、●0-1ポルトガル、●1-2アメリカ)
・05年07月 国際ユースサッカーIN新潟出場
(○8-0オマーン、○1-0韓国)
・05年08月 SBSカップ国際ユースサッカー
(○2-1セネガル、●1-2アルゼンチン)
・05年09月15〜19日 仙台カップ国際ユースサッカー2005
・05年10月中旬 韓国遠征
(U-18韓国代表戦予定)
・05年11月23〜27日 AFCユース選手権予選@熊本
(23日vsチャイニーズ・タイペイ、27日vs北朝鮮)
◆仙台カップスケジュール◆
・9月15日(木)
13:30 U-18東北代表 対 U-18ブラジル代表 (仙台スタジアム)
16:00 U-18日本代表 対 U-18クロアチア代表(仙台スタジアム)
・9月17日(土)
13:30 U-18日本代表 対 U-18ブラジル代表 (仙台スタジアム)
16:00 U-18東北代表 対 U-18クロアチア代表(仙台スタジアム)
・9月19日(月)
13:30 U-18東北代表 対 U-18日本代表 (仙台スタジアム)
16:00 U-18ブラジル代表 対 U-18クロアチア代表(仙台スタジアム)
・公式サイト: http://www.sendaicup.com/

















