今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第24節】鹿島 vs 神戸:トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(05.09.17)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
9月17日(土) 2005 J1リーグ戦 第24節
鹿島 4 - 0 神戸 (14:00/カシマ/12,149人)
得点者:'46 アレックスミネイロ(鹿島)、'61 深井正樹(鹿島)、'69 深井正樹(鹿島)、'89 野沢拓也(鹿島)
----------

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

「こんにちは。今日はあまり話すことはないが、前半とスコアを見れば、我々のいい部分が表れているのではないかと思う。結果としてゴールは大切なことだが、前半あれだけのチャンスを作り、慌てずにやれたことが今日の勝利の大きな要因だ。
 ハーフタイムには、『チャンスを作れているから、フィニッシュとかラストパスの精度をしっかりさせれば、結果がついてくる』と選手に言った。ウチの布陣の中では、ハーフが非常に重要。ハーフが守備に戻ってくることで、サイドが体力を残した状態で守れた。これがよかった。
 できれば全て問題なくいければいいが、1人だけ本来の状態じゃなかったのがフェルナンドだ。サッカーは8人がしっかりやっていれば、2人はさぼっていても闘える。が、だんだんチームには影響が出てくる。今日、彼を出したままだと、ファウルをしてイエローをもらうなど、今後に響く可能性があった。それも考えて交代した」

……今日のポジション入れ替えとその成果は?

「いろいろポジションを変えたが、その中で一番ひたむきに頑張ったのが深井だ。彼はいろんな人から調子が悪いといわれても、練習の姿勢は全く変わらない。2年間一緒にやって、1回もやる気がないところを見せたことがない。活気があり向上を目指す姿勢は、周りの人もお手本にしないといけない。私は彼にチャンスを与えなければいけない状況に追い込まれた。システムというのは相手によっても変えるし、今までの結果が思わしくなくて変化をもたす必要に迫られることもある。だが、今日うまくいったからといっても、次のガンバ大阪戦は難しい。また選手たちを競争させて、その中でベストなメンバーを組み、挑まなければいけないと思う。
 今まで、チームの問題はハーフにあった。小笠原、本山が攻撃に絡む回数が多い分、守れずに崩されることが多かった。そこで深井、増田という若い選手を入れ、小笠原を下げてより彼の戦術眼を生かせるようにした。本山は高い技術があるし、攻撃の起点になれると思って前線に起用した」

……ガンバ戦は優勝争いを左右する重要な戦いになるが、相手の攻撃をいかに封じるかがポイントになりそうだが?

「僕自身、それだけの見どころとは思っていない。我々には、勝つためのサッカーをするという伝統があるし、相手も向かってくるから面白味のあるサッカーになる。相手の攻撃力はすごく高いが、我々にも攻撃力はある。だから上位にいる。大阪に行っていい試合ができると思う。自分たちのチームを信じないといけない。選手たちもその重要性がわかっているし、真剣にのぞむだろう。相手に敬意は払うが、それが怖さになってはいけない」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着