10月1日（土） 2005 J1リーグ戦 第26節
大宮 0 - 1 Ｆ東京　（15:04／駒場／9,434人）
得点者：'60 宮沢正史（Ｆ東京）
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●三浦俊也監督（大宮）：

「まずは勝たなければならない試合だったと思います。試合の前にサポーターの方々が負けているのにも関わらず、バスの到着時に声援を投げかけてくれた、という事に関しては、非常に心強く思いました。またそのためにもぜひ結果を出したいゲームでした。そういう意味では応援してくれてたサポーターのみなさんに申し訳ないと思います。

ゲームに関しては、前半はF東京はルーカス選手にロングボールを入れてそのセカンドボールを拾う。我々はしっかりと組織的な守備から、いい形でカウンターができればと思っていましたが、なかなかこちらのストライカーにいいボールが入らなかったと、いう感じがしました。ただ、カウンターでは何本かチャンスはあったしセットプレーもあったかなと思っています。

後半ですが、なんと言っても退場から全てが変わりました。10対11の状況をFC東京は得意にしているというのは私自身はわかっていましたし、どのように崩していこうかと思った矢先の失点でした。その先の東京のやり方は明らかですから、これは極めて難しい状況になったと思いました。あとはどうカードを切るのか。どのように攻めていくのかという事だったんですが、最終的にはサイドから、そして時間が短くなればなるほどパワープレーに行かざるを得なかった。決定機に近いものはありましたが、得点は入らなかったという事だと思います。」

Q．サイドバックにボールが回った後に、もしくは集めさせられていたのかわかりませんが、そこから消極的なバックパスが多かったように思いましたが。

「その通りだと思います。それを後半に修正しようとしたんですが、ポイントは（FC東京の）サイドバックがうちのサイドハーフについてくるので、サイドにはスペースがあるんです。ただ、そこに桜井、山下、共にあまりランニングしなかった。どうしてもジャーンに桜井が背負って受けてしまうところが多かった。どう考えてもつぶされてしまう感じだったので、桜井には後半は（相手の最終ラインと中盤の）間でボールを受けるようにして、山下にはランニングをするように、あるいはその逆の指示を出しました。そこを強調して入りました。（その指示については）山下は意識してましたし、桜井も2列目に降りてきてプレーはしていたと思います。その矢先に退場して引いて守るという形になったと思います。」

以上