10月1日（土） 2005 J1リーグ戦 第26節
広島 1 - 2 名古屋　（15:00／広島ビ／10,879人）
得点者：'13 オウンゴ−ル（名古屋）、'64 佐藤寿人（広島）、'77 豊田陽平（名古屋）
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●中田仁司監督代行（名古屋）：

「暑い中、選手が勝ちたい気持ちを前面に出してくれた。広島のレベルの高い、堅いディフェンスに攻めあぐんでいたが、前半に先制できたのは大きかった。後半、同点に追いつかれてしまって、これまでだったら、そこから顔が下を向き、逆転されてしまうことが多かった。でも、そこから再び、選手たちが勝ちたい気持ちを奮い立たせてくれた。そして、杉本のクロスを交代で入った豊田が、よく決めてくれた。苦しい状態で勝ち点3をとれたことは、いいことだと思う。」

Q．初勝利の感触は?

「嬉しい。ただそれだけです」

Q．杉本を右サイドに入れた意味は?

「前節はFWに起用してきたが、そこで起点になることができていなかった。そこで、中山を入れて起点にして、杉本にはスピードを活かすために右サイドに起用した。広島の左サイドバックの服部と勝負し、クロスを入れてほしかった」

Q．豊田の成長については？

「彼は、出たり出なかったりが続いて、すごく不安定な状態だったと思う。でも、どこかで吹っ切れたんだろう。練習を見ていて、何かをやってくれる男だ、と感じた。彼は練習をまじめにやるし、個人練習にもひたむきに取り組む。そのトレーニングでの姿を見て、きっと成果を出してくれる、と思った。だから、苦しい状況の中、彼を送り出した。」

以上