10月16日（日） 2005 J1リーグ戦 第27節
磐田 1 - 1 鹿島　（15:05／静岡／29,465人）
得点者：'46 増田誓志（鹿島）、'59 カレンロバート（磐田）
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●鈴木秀人選手（磐田）：
「前半は、相手が来るのはわかっていたが、鹿島のほうが良い勢いで来ていたので、前半はなんとか耐えるという形で0点に抑えることができた。相手がワイドに開いてきて、両サイドとも後ろに引っ張られてしまった。前半は全然ボールが拾えなかったし、もう少し中盤でキープしてゲームを落ち着かせられれば、もっと良かったと思う。後半は、鹿島が体力的に落ちてくると思ったので、そこまで0点でいきたかった。ああいう立ち上がりの失点というのをなくさないと、上には行けないと思う。（優勝は厳しくなったが）まだチャンスはあると思うので、あきらめずに最後まで頑張りたい。（足の状態は）大丈夫です」

●太田吉彰選手（磐田）：
「前半からずっと僕のサイドから相手が攻めてきて、2人ぐらい上がってきていたので、対応できない部分が多くて、センタリングも入れられてしまった。監督からは、それはしょうがないので、サイドが張っている分、守備に専念してカウンターを狙っていこうと言われていたが、なかなかうまくできなかったことが残念。同点になってからは、こちらが主導権を握って上がれるようになったが、うまくいかない部分が多かった。（残り試合は）一戦一戦大事に戦っていくしかないと思う」

●名波浩選手（磐田）：
「前半は、向こうが押し込んできたので、それをしのいでスペースにロングボールということで、少しうちらしくないけど、そういう対応をした我慢の前半だったと思う。そこから後半は、あの失点以外はうまくゲーム運びができたし、プラン通りだった。ある意味、プロっぽいゲームができたと思う。ただ、ラスト10分は2ラインにさせられたので、その前に逆転したかった。チャンスも何回かあったので、2点目がうまく取れれば良かったが・・・。ただ、今後につながるゲームだったと思うし、この前の東京V戦のショックというのは感じられなかったと思う。球際もみんなアグレッシブにやれていた。優勝は厳しいラインになってきたが、それでも僕たちのやることはひとつなので、勝点3を目標に、観ている人を楽しませたいと思う」

●西紀寛選手（磐田）：
「前半は、ディフェンスのときに満男さんを意識しすぎたかもしれない。それで、相手を挟もうとしてFWとDFの距離が近くなって、DFがクリアしても拾えない状況が続いてしまった。前半のようなサッカーではしんどいけど、後半はみんな動き出して、ああいうサッカーをすれば、どことやってもそこそこいけると思う。2点目も取れたはず・・・」

●大岩剛選手（鹿島）：
「前半は、うちのペースで試合が進んで、ファウルで得点にはならなかったけど、点を取れる形ができていたので、前半のうちに1点、2点ほしかった。前線から良いディフェンスができていたし、良いディフェンスから良い攻撃ができていたと思う。サイドからの攻撃という狙いもできていたが、結果的に得点には至っていないので、もっともっと精度を高めないといけない。後半は、お互いに間延びしてノーガードの打ち合いのようになってしまったので、もっともっと僕たちがうまくコントロールできれば良かった」

Q：ここ3試合、先制してから追いつかれるというパターンが続いているが。

「1点取るまでは、どの試合もいい形でやれているが、取った後は、自分たちで相手に流れを渡してしまうようなミスとかがあるので、そういうところをなくしていけば、90分間のゲームコントロールはできると思う」

Q：首位との勝点差について

「まだまだ残り試合はあるし、誰も下を向いている選手はいないので、自分たちがやらなければいけないと思っている」

●増田誓志選手（鹿島）：
「サイドの裏のスペースが空くのはわかっていたので、紅白戦でもそこをついてチャンスを作れていたし、同じようにやるだけだった。僕と深井さんがサイドを入れ代わることで、相手を混乱させることも狙っていたし、サイドの裏を狙うことをつねに意識していた。守備では、厳しくいくという部分と（1対1で）負けないということを意識していた。立ち上がりは、それがチームとしてひとつになっていて良かったと思う」

●新井場徹選手（鹿島）：
「前半は攻守ともいい形でできていたが、うちが1点入れてから少し向こうのペースになってしまったので、少し上がるのは控えた。今日は攻撃の人数は足りていたので、それほどガンガン行かずにバランスを考えてやっていた。ただ、セットプレーで1点取られてしまったことは反省材料だと思う。（ボランチとしてのプレーは）あの時間帯は、中盤とセンターバックの間で、向こうのトップ下の選手が裏にどんどん走り抜けていっていたので、それについていけと言われた。バランスをとって守備的にいくことを意識していた。残り試合が少なくなって、厳しい状況になってしまったが、まだまだチャンスはあるので、下を向かずに切り換えるしかないと思う」

以上