11月6日(日) 2005 J2リーグ戦 第39節
山形 0 - 2 仙台 (14:04/山形県/16,878人)
得点者:'43 シュウェンク(仙台)、'73 シュウェンク(仙台)
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●都並敏史監督(仙台):
「昇格を目標とする我々にとっては、今日の山形との大一番は非常に重要な試合ととらえていて、ダービーということもありまして、勝利で終えたというのは、非常にうれしい結果だと思います。緊迫したムードのなか、選手たちが集中力高く、90分間ピリピリした状態で戦ってくれたのを非常に頼もしく思い、見ていました。
後半は山形のほうが、天皇杯の影響もあったのか、少し体が重いような感じがして、我々は最後まで走りきることができた。数多くのピンチがあったと思うんですけれども、最後のところの集中力、あるいは体力の余力の差が出たのかなという気がしてます。
前半は少し緊張があって、これまで何度も言ってるのですけれども、気負いがあり過ぎて空回りするような試合運びでしたけれども、そのなかでも選手が本当にキビキビした動きを保ってくれて、最後までリズムを奪われることなく試合を進められたというのは、成長の証かなと思います。ただ、ひと山越えると調子が下るような癖を持っているチームなので、そこを引き締めて次のゲームに向かっていきたいと思っています」
Q:コーナーキッで2得点でしたが、何か指示は出していたのでしょうか?
「もちろん、そのセットプレーが非常にチャンスだということはデータ的にも出ていましたし、形は決まっているのですけれども、人を代えるというやり方を我々は取っていくので、今日は見事にハマったなという感じです。これは藤川コーチが入念にスカウティングしてくれて、彼の指示どおり動いているので、今日は藤川コーチの仕事が素晴らしかったなということで、先ほど誉めたところであります。ショートコーナーで財前があの辺でウロウロするのも、全部藤川コーチの指示ですので、あれが意外と効いているという裏事情もあります(笑)」
Q:山形の2トップに対しての守備の指示はどういったことだったのでしょうか?
「特に山形というチームは、ショートパスをボランチを経由してつないでくるチームですから、そこの徹底を測りたいと指示をしてトレーニングしてきました。ただ、前半は気負い過ぎて、そこの中央へのパスをどんどん通されたりしたので、ピンチもあったのですけれども、後半にもう少し力を抜いて、フォワードが自分でボールを無理に奪うという形ではなく、選択肢を限定してくれればいいという話をして、少し落ち着いたディフェンスに戻ったのではないかなと思います。今日は村上が左サイドで、後半に佐々木が出てくるということを想定して体力の配分も考えろよと、試合前に伝えていたのですけれども、非常によく考えていました。
最終的に(佐々木が)フォワードで出てきてくれたので彼も『やりやすかった』と言っていましたけれども、サイドバックとしての成長の跡を非常に見せたかなと思います。今までは飛ばし過ぎて、最後に付かれたりしてたので、そういう意味では非常に頼もしくなって来たなと思います」
Q:シルビーニョ選手が戻ってきて、今日のプレーの印象はどうでしたか?
「前半、特にシルビーニョに対してのマーク、囲みみたいなものがはっきりと出ていたので、ボールを収めるときにミスを犯していて、何度か危ないケースもあったのですけれども、『サイドの選手からシルビーニョに横パスを渡してリズムをつくっていこう』という形で後半に臨んだら、局面で非常にいいプレーをしてくれたと思うし、今日は守備面での貢献が非常に光ったのではないかなと思います。シルビーニョにいい形で前を向かせて、楽に前線にボールを供給してもらえるような形づくりも、もう少し整備する必要があるかなと思っています。ただ、プレーぶりには大満足です」
Q:シュウェンク選手が2得点ですけど、そのほかのプレーヘも含めて、彼の評価をお願いします。
「前半は少し気負い過ぎて、追いかけ回し過ぎみたいなところもあって、我々のディフェンスのバランスもちょっと崩れたところもあったのですけれども、それも気合いの裏返しで、攻守にわたって非常にアグレッシブに貢献していたし、セットプレーのところでは冷静に相手の穴を突いてしっかりとゴールの枠に決めるという、これ以上ない仕事をしてくれたので、もう二重丸というか、素晴らしい仕事だったと思います」
以上













