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【日本代表アメリカ遠征】2/8(現地時間)練習レポート:現地日本人チームに14-0で勝利。連係、コンディションともに上向き。(06.02.09)

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●国際親善試合
2月11日(土)13:00(日本時間)/アメリカ・サンフランシスコ
日本代表 vs アメリカ代表
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7日の紅白戦で疲労と連係不足を露呈した日本代表。10日夜(日本時間11日午後)に行われるアメリカ戦に向け不穏な雰囲気に包まれたが、8日の現地日本人チームとの練習試合(40分ハーフ)に14-0で大勝。ジーコ監督が「これからもっとよくなる」と力強く語るなど、チーム状態が前向きであることを示した。

5日からアメリカ・カリフォルニア州で合宿中のジーコジャパン。4日間はサンフランシスコから南へ70kmほど行ったところにあるシリコンバレーの一角にある小さな町・サンタクララでトレーニングを重ねてきた。そして8日は、16時半頃からサンタクララ大学で日本人チーム「JYSO(ジャパン・ユース・サッカー・オガニゼーション)」との練習試合に臨んだ。
現地は連日、快晴に恵まれており、日中の最高気温は30度を超える勢いだ。この日もキックオフ時は32度まで上がり、選手たちは強烈な日差しの中の戦いを強いられた。

ジーコ監督は宮崎合宿から久保竜彦(横浜FM)を1トップに据え、小野伸二(浦和)と小笠原満男(鹿島)を2列目に並べる3-6-1の布陣を採っているが、今回もこのシステムで試合に挑んだ。先発組に入ったのはGK川口能活(磐田)、DF田中誠(磐田)、宮本恒靖(G大阪)、中澤佑二(横浜)、右サイド・加地亮(G大阪)、左サイド・三都主アレサンドロ(浦和)、ボランチ・福西崇史(磐田)、遠藤保仁(G大阪)、2列目・小野、小笠原、FW久保のイレブン。対するJYSOは高校生やそのOBを含めたチーム。基本システムは4-4-2だったが、日本でいえば中学3年から高校1年くらいのレベルだろうか。それだけに、日本代表は序盤からゴールを量産したいところ。試合開始から一方的に主導権を握り、1分には小野のCKから中澤がヘディング。これが決まったかと思われたが、JYSOに入ったGK下田崇(広島)がファインセーブ。さらに福西、久保が立て続けにシュートを放つも、これも入らなかった。
前日の紅白戦でも先発が予想されるメンバーは疲労で体が重く、攻撃らしい攻撃を組み立てられなかった。ハーフコートで行った紅白戦では、控え組に入った長谷部誠(浦和)と佐藤寿人(広島)の新戦力にゴールを許し、この日もコンディションなどが懸念されていた。
そんな不安要素を彼らはなかなか払拭できなかった。小笠原から久保へスルーパスが出るなど攻撃の形は見えたが、肝心の得点が入らない。ようやく先制点が生まれたのは15分。加地がフリーで打ったシュートがポストに当たり、そのこぼれ球を久保が押し込んだのだ。まだ万全の状態に戻っていない久保にゴールが生まれたのは明るい材料といえる。

ここからようやく日本らしい攻めが多くなる。20分には小野とのワンツーから小笠原が前線に飛び込んで2点目を奪う。久保を基点にしながらどれだけ2列目の2人がゴール前に飛び出せるかがこの3-6-1の成功のポイントだが、その形がやっと見えてきた。25分には3列目の遠藤が飛び込んで3点目をあげ、その1分後には加地のクロスに合わせて小笠原が4点目を決めた。さらに38分にも加地のシュートが反れたところに遠藤が追いついてゴールに蹴り込んだ。
前半は5-0で終了。前日よりは運動量もポジションチェンジの回数も増え、周囲が久保をサポートする動きも多くなった。加地と三都主のアウトサイドの崩しが迫力不足だったり、最終ラインからイージーなミスパスが出るなど課題もまだ多いが、遠藤は「昨日よりかなりコンパクトにできた」とコメント。アメリカ戦に向けて、それなりの手ごたえをつかんだようだ。

 この後はサブ組が登場。気温が22〜23度まで下がったうえ、相手の疲れが相当なレベルになったことで、前半以上に一方的な展開になった。佐藤や巻誠一郎(千葉)らサブ組は「ここでアピールしてアメリカ戦に出たい」という気持ちを前面に押し出し、次々と決定機に絡む。佐藤のスピード、巻の体を張ったヘッドは先発組でも十分通用しそうだった。長谷部が長いボールでサイドを使いながら攻撃を組み立てたり、右サイドの駒野友一(広島)と左サイドの村井慎二(磐田)がスピードで強引にサイドをえぐってクロスを上げるなど、彼らのキレのあるパフォーマンスも大いに光った。
後半は2分の佐藤のゴールを皮切りに、佐藤が2点、巻が3点、長谷部が2点、村井と本山雅志(鹿島)が1点ずつの合計9点をマーク。日本は前後半で大量14ゴールを奪い試合を終えた。
相手との実力差がありすぎたので、試合結果だけで過大評価するのは危険だろう。が、それでもチーム状態が少しずつ上がっていることがこの試合でハッキリした。過去にワールドカップを2回経験しているベテラン・川口も「この時期にピークを求めるのはちょっと違う。今は個人個人がいいパフォーマンスを発揮し続けることが大事。1試合ずつ内容をよくしながら、いい状態を積み重ねていけば、必ずワールドカップにつながる」と強調していた。そういう意味ではこのゲームを前向きにとらえるべきなのだろう。
この大勝を2日後の今年最初の国際Aマッチであるアメリカ代表戦につなげられるのか。本当の戦いはここから始まる。

以上

2006.02.08 Reported by 元川 悦子
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