3月11日(土) 2006 J1リーグ戦 第2節
鹿島 0 - 3 横浜FM (16:03/カシマ/22,454人)
得点者:'39 マグロン(横浜FM)、'79 マグロン(横浜FM)、'81 ドゥトラ(横浜FM)
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●増田誓志選手(鹿島):
「相手の切り替えが早かったのと、自分が相手の速攻と攻撃力を警戒しすぎて引き気味の意識が強くなってしまった。それで前に展開できなかった。後半の立ち上がりから行こうという意思統一はあったけど、点が取れないとこういう結果になる。(序盤はいいリズムだったようだが?)いや、やっている方はそうは思っていない。立ち上がりから10分間は前から行こうという意識だったからそう見えたのかもしれない。ボールは支配できなかった。横浜FMはキープ力もあるし、個人能力も高い。分厚い攻めをしてくるから、苦しんだ部分が大きい。後半の課題として青木さんとも話していたけど、セカンドボールが取れなかった。それを拾われて相手の攻撃に厚みが増してリズムを作られた。今日は相手が全ての面で上回っていた。相手はしっかりした守備をしていた。ウチの持ち味は攻撃なんで、それでも崩さないといけない」
●青木剛選手(鹿島):
「前半から横浜FMペースで、耐える時間が長かった。耐えられなくてこういう結果になった。横浜FM戦はいつも耐える時間が長くて、きつい時間にどれだけ耐えるかが勝負だったのに。ウチのサッカーがなかなかできなかった。横浜FMがいい形で守っていた。もうちょっとウチもつなげる場面があったのに。リズムができる時間帯があった」
●柳沢敦選手(鹿島):
「相手がすごくよかった。まだありますし、次に向けてがんばります。(ボールを出どころを押さえられていたが?)うまく守っていてウチのいいところがなかなか出せなかった。相手がいい形でボールを回していて、完全に向こうのペースだった。(アレックス・ミネイロとの連携について)もう少しやればよくなっていく。初めてに近いし、この間練習でやったばっかりだけど、だいぶ良かった。(久しぶりのカシマスタジアムだが?)残念だけど、次がありますから。声援には感謝してます」
●内田篤人選手(鹿島):
「タテにしかけようと意識していた。(ドゥトラ選手とのマッチアップについて?)1対1に負けたくないと思ってたし、日本人じゃないとかいう意識もなかった。でも、まだまだ寄せも甘いし、もっと厳しくいけるところはある。ディフェンスもまだまだ。クロスも正確性を欠いているし、相手にも読まれているから。(今日も3失点だったが?)セットプレーのほんのちょっとのところが問題。2試合で6失点は多すぎる。試合をやっていく中や日々の練習で失点を少なくすることはできると思う。今日はプロの洗礼を浴びました」
●マグロン選手(横浜FM):
「(最高のスタート?)ゴールを決められたことはうれしい。今までもブラジルで決めてきたけど、自分にとって一番大切なことは横浜FMで勝利を手にしたこと。うれしく思う。(日本のスタイルに慣れてきたようだが?)日本のサッカーは走ることが多い。ブラジルはパスをつなぐことが多くて、そこまで動かないけど、日本はフィジカルの負担が大きい。速いサッカーだと思う」
●ドゥトラ選手(横浜FM):
「(3点目のゴールについて)いいタイミングで走り抜けてシュートを決めることができた。チームが勝ったこともうれしい。でもまだ2試合目だし、これからもっと調子を上げていきたい。今日よくてもこの後、どうなるか分からない。今日はいいプレーができたと思うので、それを続けていきたい」
●中澤佑二選手(横浜FM):
「(柳沢のマークについて)誰が来るとかじゃなく、ボールが来たらいくという形でやっていた。狙いどころを持っていくことが大事。ボールを取って展開することが重要。そういう意味ではまだまだ修正点が多い。(2連勝で波に乗るか?)周りから見るとそう思われるかもしれないけど、まだたったの2試合。先は長い。いいプレーをしたい。日本代表のことは全く考えていない。横浜FMでいい試合をすることで代表でのいいパフォーマンスにつながると思う。今日の鹿島の攻撃陣は流動的に来た。その流動的なポジショニングに惑わされず、行くところは行く、引くところは引くという判断が大事。そのへんは(栗原)勇蔵がやってくれた。彼が後ろにいると非常に頼もしい。(セットプレーからの得点について)今日は鹿島の中がすかすかだった」
以上













