3月18日(土) 2006 J1リーグ戦 第3節
広島 1 - 4 浦和 (14:05/広島ビ/16,742人)
得点者:'28 三都主アレサンドロ(浦和)、'32 ポンテ(浦和)、'62 鈴木啓太(浦和)、'66 ワシントン(浦和)、'85 ウェズレイ(広島)
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●ウェズレイ選手(広島):
「前半はいいゲームだった。決定的シーンもあった。しかし、ジニーニョが退場してからは厳しくなった。開幕3戦連続ゴールは悪くないが、特にそういうことは考えていなかった。勝たないといけない。ただ、最後の最後までずっと集中していたからゴールできたと思うし、そういう意味ではよかったとは思う」
●上野優作選手(広島):
「試合の入り方はよかった。誰が見てもそう感じると思う。ただ、退場の後に失点して、そこからガックリときていた感じはする。投入されたのは右MF。三都主の裏を狙いたかったし、FWを追い越す仕事をしたかった。確かに慣れていない場所ではあるが、監督は僕の能力を期待して使ってくれたわけだし、そこで結果を残したかった。内容は確かに悪くはないが、次はどうしても勝たないといけない」
●戸田和幸選手(広島):
「最初の失点が残念。0-2から前半が終わるまで、一人少ない中でしっかりと守ってカウンターを仕掛けられていたし、後ろで見ていても動きがあったなと思う。そこで1-2にできていれば、という想いもあるが・・・一人少ない中で、相手よりもより激しく走らないといけない。その中で運動量が落ちて、サイドに振られて、1対1にさらされてしまった。ただ、最後まで姿勢を貫いていたからゴールを決められた。他の決定機を決めていれば、競った試合になったはず。結果は大敗で悔しいが、次につなげないといけない試合だ。
最終ラインに入った時は、前が動けている状況ならラインの上げ下げを気にしていればよかったし、そこはまあまあできた。ただ、途中からは津波のようにゴール前に入られてしまって、失点してしまった。10人になる前の試合は決して悪くない。ある時間帯までは、自分たちのサッカーができていた。ただ、疲れてくるとどうしてもボケてしまうところがある。そこは修正しないといけない。まあ、ガッカリはしているが、いい部分もあるんでね」
●小野伸二選手(浦和):
「今日は前に立っているだけではなくて、いつもよりボールを早く触ろうという意識でボールを取りに行っていた。始めからリズムに乗れていたと思うし、ここ2試合に比べたら、自分でやっててサッカーがやれている気がする。良かった。チームが勝ったということで、非常に嬉しい。
失点については、やはりゼロで抑えて終われれば、非常に監督・チーム、すべてがハッピーで終わる。ただ、次に失点しないという警戒心を高める為には、悪くない気もする。もちろん、ゼロで終えられたらそれに越したことはない。ただ、今日は何度もピンチがあったところを、キーパーやディフェンス陣が身体を張って守ってくれたのでしょうがないという感じがする」
●三都主アレサンドロ選手(浦和):
「立ち上がりから積極的なプレイができたことは良かったと思う。1点目の時に相手が退場になったことは大きかった。FKは得意な場所だったし、しっかり蹴らないといけないと思った。得点につながって本当に嬉しい。得点をとれたことで、落ち着いてできるようになった。FKを蹴る時は、いつも壁とキーパーのポジショニングを見てからどういうふうに蹴るか決めている。今日はキーパーのサイドがあいていると思った。うまく入って良かったし、2試合連続で入ったことで本当に自信がついた。
代表に向けては、W杯までそんなに時間がないんで1試合1試合どれだけアピールできるかになると思う。1試合1試合を大事に、浦和らしくできるようにいいプレイをしたいし、また期待に応えたい。優勝はまだ言うのは早いかもしれない。でも1試合1試合大事に戦って勝ち点3を重ねていければ、自信を持てる。ただ、今日は勝ててうれしいが、最後に失点したことでまだまだだと思っている。ホームに戻ってサポーターの前でいいアピールしたい」
●ワシントン選手(浦和):
「アウェィだし、相手は手強かった。勝って良かった。我々のサッカーができて良かった。個人的には体力的にも良くなってきているし、これからまだまだ良くなると思う」
●ポンテ選手(浦和):
「今日は個人的にも、チーム全体でも良かった。一人多い分、我慢して少しずつ回していけばチャンスも少しずつでてくると思っていた。基本的には、相手がミスしてくれない限り、そう簡単に点はとれない。だから、得点場面ではきっちりと狙っていた。タイミングも運も良かった。長谷部と小野とのコンビネーションも良くなってきている。キープできると攻撃も良くなるし、守備も楽になる。だから、これからもできるだけパスを回していきたい。ボールを早く取られなければ守備も楽になるので、そこもきっちりやっていきたい」
以上













