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【J1:第3節】千葉 vs 福岡:オシム監督(千葉)記者会見コメント(06.03.18)

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3月18日(土) 2006 J1リーグ戦 第3節
千葉 2 - 2 福岡 (16:04/フクアリ/8,567人)
得点者:'40 薮田光教(福岡)、'44 巻誠一郎(千葉)、'70 薮田光教(福岡)、'86 要田勇一(千葉)
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●オシム監督(千葉):

「正直言って、今日の試合は勝点を2つ失ったともいえます。唯一いいことは90分間最後まで戦ったということです。ただ、サッカーは戦いではありません。サッカーはプレーするものです。

私は選手を守る立場の人間ですが、正直言って選手にもそれぞれ実力はあるので、これ以上できない選手がいることを理解していかなければならないと思っています。あとは、千葉のサポーターたちには、ピッチに立ってプレーしているのは千葉の選手たちだけではなく、対戦相手がいて試合が成り立っているわけで、そこで具体的にうちがどれほどのチームなのか、相手にしても、J2から昇格してきた福岡だとか、連勝している浦和だとか、相手の名前は関係なくて、どんな相手であっても自分たちの対戦相手がいるというなかでやっていることを理解してほしいと思います。

選手たちの試合に対する気持ちは悪いものではありません。しっかりやっているが、実際に具体的に見てこれ以上できる選手なのかできない選手なのか、そのへんは見ていかなければなりません。過去3年間はこのクラブにとって成功といえる結果を出しましたが、はっきり言って、今このような状態になって、クラブの関係者もこのチームをどうしていくのか、しっかり考えるべきだと思っています。

実際、選手たちの何人かは自分たちがいい選手になったといううぬぼれがあるでしょうし、その逆に真剣にやっても疲労の中でなかなかいいリズムに乗れないというのもあります。あとは、実際に比べることはできませんが、対戦相手のほうが技術がある選手が多いです。そのなかでどういうふうに対応していくかということ、やはり力を合わせて賢く、できることをやるというのが大事です。そこを考えていかなければなりません。

今は相手のロングボール、そしてセンタリングを2本上げられたら、1本は点を取られるといっても過言ではないです。そのようなプレッシャーの中でそれに対応していかなければなりませんが、うちの選手は今、そういうプレーに対してパニックになっている状態です。ただ、正直言って、今日はうちにとってはいい勝点です。残念だと思うのは、今日は福岡のほうだと思います」

Q:同点に追いついたことに対しては評価されているのか?
「あなたがどう考えているかわかりませんが、私は今、その見解を言いましたよね。とにかく今日はこのような形でうちが勝点を取ったということはよかったと思っています。そう思っているから言っているんです」

Q:今日はハース選手が負傷欠場で、巻選手の1トップだったが、それについては?
「巻にとっては難しい試合です。巻は戦って走ってというスタイルの選手ですし、彼に何も言うことはありません。はっきりは言いませんが、あと、巻に足りないのはそれとは違う部分のことです。それは巻も知っていることです。

巻が選手としてのキャリアのなかで積んでいることはすごくいいことだと思います。ただ、阿部も少しは可能性があるとしても、巻はうちのなかで唯一、ワールドカップに行ける可能性がある選手なので、そういうなかでプレーするというのはすごく難しいことだと思います。そういう意味では巻には何も言うことはありません。巻はジダンにはなれないでしょう。でも、ジダンにはないものがあります」

Q:千葉はなかなか調子が出ないが、チームとしてやろうとしていること、指針は間違っていないという考えか、それとも少し何か変えていかなければならないと考えているのか。
「前回の試合、今日の試合の内容を見れば、やはりこのチームは熟していないチームといえます。いつも言っていることですが、このチームは流れがいい時はすごくいいプレーをしますが、厳しいシチュエーションになってプレッシャーがかかった時には力が発揮できません。選手のせいだけにすることはできないが、やはりそういうプレッシャーの中でプレーできる選手もいれば、できない選手もいる。それがうちのチームの選手一人ひとりのキャラクターで、そのなかでそういうことができない状態です。もう少し見ていかなければならないと思っています。もちろん、そこがすごく重要な要素です。

人生には何が起こるかわからないので、このような状態が続けば、もしかしたらJ2降格争いをするかもしれません。そして、そういうことに対して選手がメンタル的に準備ができていなければ、J2に落ちる可能性もあるでしょう。もちろん、そういうふうにならないようにするわけですが。ただ、私が監督のポジションにいる限りは、そういうことも考えていかなければならないということです。

逆に、私があなたたちに言いたいのは、うちは他に選手はいません。常に一番いい選手たちを選んでいます。そういう意味では、正しくやっていると思います。選手を代えることは難しいことではありません。ただ、実力の低い選手を出して、実力の高い選手をベンチに座らせるのは、サポーターに対してもメディアに対してもいいことではないと思っています。まあ、このままうまくいかなかったら、何かをするしかありませんが」

以上
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