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【J1:第4節】鹿島 vs 甲府:パウロアウトゥオリ監督(鹿島)記者会見コメント(06.03.21)

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3月21日(火) 2006 J1リーグ戦 第4節
鹿島 3 - 1 甲府 (14:04/カシマ/14,815人)
得点者:'26 内田篤人(鹿島)、'56 アレックスミネイロ(鹿島)、'72 オウンゴ−ル(甲府)、'76 アレックスミネイロ(鹿島)
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●パウロアウトゥオリ監督(鹿島):

Q:本田選手を入れた際、チームや本田選手に対して出した指示は?
「当然ながらあの時間帯はボールが落ち着かなかった。相手が大きくボールを放り込んできて、我々の目指す中盤でつなぐサッカーが難しい状況になっていた。本田には豊富な経験を生かして中盤の守備の補助をしてもらうとともに、リズムを作ることをお願いした。前半あれだけのチャンスを作れれば、後半落ちるであろうことは予測できていたので、これは予想どおりの展開だったといえるだろう」

Q:ここ2試合勝ちがなかったが、今日の試合の出来と、今後のテーマについては?
「長期的に物事を考えると、今週の連戦を連勝していくことだけでなく34節終わってトップにいることが大事。スタートダッシュがよくても、最後に落ちてしまったら意味がない。鹿島は今年、監督が代わって、戦術やフィジカルのやり方など変化したことが沢山ある。選手がそれに慣れることが重要だ。監督である私との信頼関係を構築することも大事だと思う。勝つことで自信も深まるし、そういう意味では大事な勝利だったが、あくまで通過点にすぎない。

今日は前半は非常によかったが、2点目を取って少し気が緩んだ部分もある。ただ今季初めての中2日の試合だし、評価する場合にはそういう疲労も考慮しなくてはならない。そういう意味ではまずまずといえるだろう。甲府は最後まで試合を諦めないチームだったので、そういったチームに勝つことができたことで、我々の勝利の評価をさらに上げることになるだろう」

Q:内田選手の出来は?
「選手個人に対するコメントはなるべく避けているのだが、彼を開幕からスタメンで使うのは宮崎キャンプの時から決めていた。彼は守備もいいし、クロスの精度もあるし、運動量もある。そして、1対1で勝負することができるのが大きなポイントだ。それは今日の試合でも表れていた。日本人は年齢を気にする風潮があるが、我々南米の人間は実力や能力を重視する。彼は信頼するに値するプレーができているから、安心してピッチに送り出せる。彼の存在は今後の日本サッカーにも明るい光だろう。しかし今後は注目されるようになってくるだろうから、その時、いかに献身的に謙虚にできるかが大事になってくる。そんな状況になったらクラブ関係者とともに彼に対していいアドバイスを与えていきたい。

「最後に、選手の頑張りを褒めたいと思う。特に今日、新井場選手が200試合出場を達成した。その記念の試合を勝利で飾れたことを嬉しい。しかし、彼にとってはこれはまだ通過点。彼の今後の成長を祈っている」

以上
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