3月21日（火） 2006 J1リーグ戦 第4節
福岡 0 - 1 名古屋　（14:04／博多球／8,585人）
得点者：'35 玉田圭司（名古屋）
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●中村北斗選手（福岡）：
「名古屋の蹴ってくるサッカーに合わせすぎたかなというのがありました。前半は中盤で触れずに蹴りあいになったので、もっと自分たちのペースに持って行けるようにつなげたらよかったなと思います。（入り方が悪いというのは）みんなあったと思います。具体的には分からないですけれど、何か違うというのを感じたし、自分たちのサッカーが出来ないということで流れが悪いなと思っていました。名古屋は徹底して豊田に合わせてくるんだろうなというのは感じていたんですけれど、セカンドボールを拾った後に、そこから蹴ってしまって、相手もまた蹴ってくるという形だった。後半はみんながそれをつないでいこうという意識になったので、前半よりは良くなった感じでした」

●宮本亨選手（福岡）：
「別に違和感はなく、やることはやれたと思います。早めに1勝したいというのはありますけど、あせらずに自分たちのサッカーに自信を持って、目の前の試合だけに集中してやれればいいと思います。今日は全体的にちょっと集中がなかった気がします。僕に関しては、Jリーグデビューしたときの相手が名古屋だったので、見返してやろうという気持ちがすごくあって気合が入っていたんですが、あの時とは全然サッカーが変わっていて、GKから豊田に蹴るだけという感じでした。その中でPKという失点もありましたけれど、その後も集中してやれたので流れは悪くないと思います。もうちょっと落ち着いてプレーしたいなと思います。今日は積極的にドリブルで仕掛けていって、上げられるときにクロスボールを上げようと思ってました。そのあたりの精度をあげていかなければいけないと思います」

●金古聖司選手（福岡）：
「今日は自分たちのミスが多かったので、すごく残念な試合になりました。相手は豊田を狙ってこぼれ球を拾うという形が多かったので、千代（千代反田）も含めて、うまくマークに付くようにやっていました。基本的に危ない場面は作られていないので、すごく残念です。けが人も多いので、入ったポジションの選手が、その役割をまっとうできるかがポイントだと思っていましたが、それはみんなよくやっていたと思います。

ハーフタイムは、みんな納得出来ていなかったし、このままでは終われないという気持ちで、絶対に勝とうといいながらグラウンドに向かいました。相手もゴール前で壁を作って弾いていましたし、チャンスを決めるか決めないかで勝敗が分かれると思います。すぐに試合がありますので切り替えていきたいと思います」

●古賀正紘選手（名古屋）：
「個人的にも博多の森というのは高校時代から思い入れがありましたし、チームもしっかりと無失点で勝ててよかったと思います。今日は内容よりも結果を求めた試合だったので満足しています。無失点に抑えた要因として、最終的に体を張ってたというのがありますし、1試合を通じて中盤のプレスが厳しいというのは分かっていましたんで、ある程度ロングボールを多用した攻撃の中で、自分たちの戦術のサッカーが出来たので、すごく良かったと思います。

チームとしての守備意識が高まって、いい形の中での守備が出来てますし、お互いのコミュニケーションを取りながらやれているんで、大崩れすることもなく余裕を持ってやれています。ただ、ここ2試合、いい形で得点が取れていないということが現実としてあると思いますし、もっとピッチを広く使って、簡単にボールを失わない必要があるので、その辺を今後の課題として捉えていきたいです」

●本田圭佑選手（名古屋）：
「SBは慣れないポジションということで、プレーの質は低かったんですけれど、試合全体を見れば勝ててよかったと思います。紅白戦でもSBをやっていて、そういう準備をしておけと言われたことと同じだと思っていました。前に戻ったほうがやりやすいという印象はありますけれど、チームが僕をSBとして起用するのであれば、僕はやるしかないので切り替えてやっていました。次もSBでやるとしても、自分の経験として今後に生かすためにも、しっかりやっていきたいなと思っています」

以上