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【J1:第5節 千葉 vs 鹿島 レポート】「1点」で分かれた明暗。勝点3を獲得した鹿島と、手応えをつかんで一歩前進の千葉。(06.03.26)

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3月25日(土) 2006 J1リーグ戦 第5節
千葉 0 - 1 鹿島 (19:04/フクアリ/16,546人)
得点者:'85 アレックスミネイロ(鹿島)
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『1点』が奪えなかったこと、そして『1点』を失ったこと。その事実が千葉にもたらした結果は0−1の敗戦だった。しかし、千葉にとって鹿島戦の内容は今シーズンのリーグ戦のなかでは一番よかったといえるもので、確実に一歩は前進している。試合後の選手たちは手応えをつかんだことを異口同音に語り、MF水野晃樹は「ロッカールームでオシム監督は『よくなってきている』と話していた」と教えてくれた。

前節とまったく同じスタメンの千葉に対し、鹿島はMF青木剛が負傷欠場。代わりにMF本田泰人がスタメンに名を連ね、さらに中盤の構成を前節までのダブルボランチからボランチは本田のみのダイヤモンド型に変更した。それでも、千葉の選手が混乱して慌てるようなことはなかった。マンツーマンマークをベースにプレスをかけてボールを奪い、自分たちが攻撃する時にいったん離した鹿島の選手のマークをしっかり受け渡しながら守る。
今週の練習でやってきた成果は確かにピッチ上に表われていた。千葉は15本、鹿島は17本とシュート数は互角で攻め合う展開ながらも、優勢だったのは千葉だった。30分にはMFクルプニコビッチのFKからFWハースがシュートしてボールはゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。フリーの状況でのクルプニコビッチのシュートなど、決定機をモノにできなかったことが結果に大きく響いた。

千葉は58分にハース、鹿島は70分にFW柳沢敦と、両チームとも2トップの一角を負傷という不本意な形で失った。だが、千葉はFW巻誠一郎がシュート数ゼロに終わったのに対し、鹿島は最終的に3本のシュートを打ったFWアレックス ミネイロが85分、自分をマークしていたDF斎藤大輔をフェイントでかわしてシュート。ボールは千葉のGK立石智紀の股下を抜け、クリアすべく飛び込んできたDF結城耕造とMF阿部勇樹のスライディングも及ばず、ゴールネットに吸い込まれた。

「巻に対する相手チームのプレッシャーはどんどんきつくなっているし、今日はマリオ(・ハース)がサイドに流れた時に巻が孤立することもあった。前から言っているが、得点するにはプラスアルファが必要」とMF坂本將貴が話したように、千葉は運動量の増加とともに好調時の迫力を取り戻しつつある攻撃に、ここぞという場面でのひと工夫が欲しい。ロスタイム、カウンター攻撃の鹿島FW田代有三の突破に必死の走りで追いつき、シュートミスを誘った水野のプレーに代表されるように、攻守両面での最後まであきらめない姿勢、あの場面で失わなかった1点は必ず今後につながるはずだ。

一方の鹿島は試合巧者らしく、千葉に押し込まれても耐え、確実に『1点』を奪って勝点3を得た。苦しい試合で勝利をもぎ取ったことで得た自信は選手たちを支えるだろう。

以上

2006.03.26 Reported by 赤沼圭子
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