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【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 清水 プレビュー】新潟、清水とも予選突破に向けて譲れない初戦。注目は新潟・中野、清水・藤本の筑波大同級生対決。(06.03.28)

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3月29日(水)ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 清水(19:00KICK OFF/新潟ス)
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 両チームとも、リーグ戦で連敗を喫した後に迎えるヤマザキナビスコカップの初戦。若手の活躍が雰囲気を変える材料にもなる。

 新潟はルーキーのDF中野洋司が戦線復帰。リーグ戦第4節磐田戦で頭部を強打し、第5節C大阪戦は欠場した。別メニューで調整しコンディションは整った。清水には筑波大の同級生で、目下売り出し中のルーキー、MF藤本淳吾がいる。初めての顔合わせを楽しみにすると同時に、元チームメートを封じることに意欲を見せる。
 清水はリーグ戦で3連勝後、2連敗とやや下降気味。立て直しのためにも藤本がキッカーを務めるセットプレーなど、ワンチャンスを得点につなげ、堅守で逃げ切りたい。

 チームメートに声をかける表情はやや固かった。もっとも、それは緊張というよりも、気持ちが入っている証し。清水戦を翌日に控えた28日の新潟の練習はセットプレーのポジショニングなど、細かいプレーの確認を行った。その中で、中野はムードを作るように声を出し続けた。プレーが止まると手を叩いてテンションを上げる。

 「藤本ですか。当然、意識しますよ」。今季の新人の目玉の1人に挙げられ、開幕から定位置を獲得。すでにプロ初ゴールもマークしている同級生に対して、ライバル心を表に出す。中野はセンターバックでの出場が予想される。清水の攻撃の核となった藤本と絡むシーンは多そう。「味方にすればすごく頼もしい。でも、敵に回すと嫌な選手」。親友の実力は誰よりも分かっている。ペナルティーエリア付近での攻撃力、精度の高いキック。マークの隙を突かれて失点し、リーグ戦で2連敗中の新潟にとって警戒する選手の一人だ。ただ、長所と同時にクセも知っている。「簡単には飛び込めない。かわされてしまう。ボールを受けたときの反応とかキックのクセとか。そこを付ければいい。詳しいことは内緒です」と笑う。

 第4節磐田戦の試合中、接触プレーで頭部を強打。脳しんとうを起こした。その後、別メニューで調整し、1対3で敗れたC大阪戦は欠場。その試合はビデオでチェックした。「曖昧なところをなくすために、しっかりコミュニケーションを取る」とプレーの注意点を確認した。

 別メニューの期間は自分を整理するいいクッションにもなった。開幕から4試合連続スタメン出場。初戦や2戦目のような緊張感がほぐれつつあった。「でも、慣れてはだめ。チャレンジする気持ちを忘れずにいきたい」。開幕の川崎F戦、自らのマークがずれたところを突かれて先制点を許した。そこからチームは6失点。いきなりプロの洗礼浴びた。その後、鈴木淳監督に進んでアドバイスを求めるなど、自分のプレーを追求した。174センチと高さはない。その分をポジショニングでカバー。中原貴之、矢野貴章ら長身のFWを相手に見立てて取り組んできた。1対1の局面、ラインコントロールには自信を深めた。

 今季、筑波大からは中野を含めて4人がJリーグ入りした。清水の藤本に、名古屋のDF阿部翔平、J2横浜FCの秋葉陽一。藤本、阿部はすでにチームの中核になりつつある。秋葉もユニバーシアード代表。プロ入り後も電話で連絡を取り合うなど、仲がいい。「僕はすぐに試合に出られるとは思っていなかった」と言うが、堂々とレギュラーを奪い取った。ピッチで対戦することで、仲間達に実力アップを示す。
 
 中野だけではなく、新潟はチームとしても藤本のキックは要注意だ。磐田、C大阪戦とセットプレーから失点している。そのキックに合わせるチョ・ジェジンにも警戒している。鈴木監督は「セットプレーからの失点そのものは重くはない」としながらも、「いいキッカーだから決められていいわけではない。うちは高さがない分、駆け引きやプレッシャーの掛け方などで防ぐ」。前日の練習ではセットプレーの各自の動きを入念にチェックした。

 清水にとって、セットプレーは当然武器。ただ、ペナルティーエリア付近できっちり崩しての得点もほしいところ。第5節大宮戦では、引き気味の相手守備をこじ開けられずに終わった。マルキーニョス、兵働昭弘が故障中なのは痛い。チョを起点に藤本、高木純平らが絡んで攻撃に厚みを持たせ、先制点を奪いたい。

 「まずは予選突破が目標」と新潟の鈴木監督。今後のリーグ戦を含めた戦いを見据えた上では新戦力の台頭も必要になってくる。清水も思惑は同じ。得意の形で先制することがどちらにとっても重要になる。

以上

2006.03.28 Reported by 斎藤慎一郎
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