4月5日(水) 2006 J2リーグ戦 第7節
柏 1 - 0 愛媛 (19:04/柏/4,464人)
得点者:'80 ディエゴ(柏)
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●石崎信弘監督(柏):
「鹿児島でのキャンプで愛媛と練習試合をした時、よいチームだと感じていた。J2の試合も数試合見たが、とび抜けた選手はいないがまとまりのあるチームだと思っていた。今日の試合も、こういう厳しい試合になることは予想していた。
立ち上がりには押し込まれたが、その後フランサにボールが入るようになってからリズムがよくなってきた。そこで決められれば、違う展開になっていたと思う。怖かったのは押し込んでいるだけに、そこでボールを失ったときに速攻を浴びること。ハーフタイムには、そのことを指示した。
フランサが負傷して北嶋に代えたが、そこでなかなかよいリズムを作れなかった。苦しい試合がまだまだ続くし、次節は中2日で横浜FCとの対戦になる。体調を整えて臨みたい」
Q:ハーフタイムの指示で「シュートを打っていけ」とあったが、打てなかった原因は柏にあるのか?愛媛にあるのか?
「愛媛の守備の戻りが早く、ペナルティエリア前でよい形を作られてなかなか破れなかった。クロスの精度など、こちらの問題もある。『今日は雨が降って下が滑るだろうからシュートを打っていくように』とは言ったが、打てる場面でも打たない選手がいた。特にフランサはスルーパスを受けて打てるシーンが数回あったが、打ちにいかなかった」
Q:ピッチに水が浮いているところもあったようだが、ピッチコンディションの割りに選手はつなぐ意識が高かったのでは?
「試合前のピッチには水がたまっているところもあったが、練習してみるとボールは滑っていたし、止まってしまうような感じではなかったので、しっかりつなぐようにと言った。もう少し裏を突いていこうと話したし、鈴木達也などはそういう走りをしていたが、パスのタイミングの問題やカットされてしまったりして、うまくつながらなかった。選手たちには、ボールをつないでいこうという意識があったかもしれない」
Q:中2日での試合となるが、修正点は?
「フランサが怪我をしたので、そこをどうするかと、体力面のリカバリーが大事。あとは、先ほども言ったように、シュートを打つをいうことを意識させたい。対戦相手の横浜 FCは、今日は試合がないので前の試合から1週間ある。だが、まずは自分たちが目指している取られた後の守備、取った後の攻撃を意識してやりたい」
Q:好調を維持しているだけに、今後、チームがつまずいたときの不安も大きいのでは?
「まずは1試合ずつをしっかり戦っていくことが大事。東京V戦では今季初めてリードされるシーンがあったが、ハーフタイムに選手たちの表情や発言を見ていてもモチベーションが下がった様子がなかった。そういう心配もしていたが、今後何かあっても切り替えていけると思った。今は勝ち続けていくことが大事だし、1試合ずつに集中させていきたい。攻守の精度がまだまだ低いので向上させたいし、そういうところにも目標をおいていきたい」
以上













