5月21日(日)ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 広島(15:00KICK OFF/新潟ス)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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新潟にとって、決勝トーナメント進出のために絶対に負けられない一戦。勝点3を積み上げた上で、他チームの結果を待つことになる。まず得点が必要。公式戦4試合ぶりのスタメン出場のFW中原貴之に期待がかかる。新潟はここ2試合連続スコアレスドロー。やや重くなりかけた雰囲気を、持ち味の泥臭く、思い切りよくゴールを狙う姿勢で打開する。対する広島はすでに予選敗退が決定している。ナビスコカップでは勝ち星を挙げていないが、すべて1点差以内の接戦。持ち前の堅守で意地をみせる。
少し欲が出てきた。「やはりスタメンで出るのは刺激になります。その分、結果を出さないと」。中原は自分にプレッシャーをかける。前日練習は矢野貴章、鈴木慎吾らとの連係、セットプレーでのポジショニングといつも通りに丁寧にチェック。ただ、内面は違っていた。「結果がほしい。得点を狙います」。意識はより実戦に向いている。
前回の広島戦は後半から途中出場。ロスタイムを入れて15分ほどの出場時間で放ったシュートは1本。「高い位置までは簡単に持っていけるが、そこからが難しい」と相手の堅守に戸惑った。短時間でこじあけるのは難しい。スタメンに復帰することで、思い切ったプレーができる。くさびを受けてタメをつくる、意表を突いて裏を狙う。「まず自分がクッションになること」と分析した。
リーグ戦第11節京都戦でイエローカード2枚で退場。それ以来のスタメン出場になる。ここ2試合は途中出場で、ベンチから戦況を見つめる時間が長かった。「ベンチにいるときに、自分だったらどうするかなと考えていた」。同時にそれを試したいという気持ちも強くなった。京都戦後、精神面を見つめ直した。プレーが途切れた後、すぐに次のアクションに移るなどの細かい部分の集中を「周りから見ていたら欠けていたのかも」と反省した。
リーグ戦では、出場停止だった第12節清水戦以外はすべてベンチ入りしている。今季、仙台から移籍。チャンスが増えた。開幕時はベンチにいることで喜びを感じている部分もあったが、今は違う。「試合に出て貢献することが第一」。広島はリーグ戦第6節でJ1初ゴールを決めた相手だ。ピッチもそのときと同じ新潟スタジアム。「どんな形でも得点をしたい」。貪欲さを持って試合開始の笛を聞く。
広島は前節清水戦で0対1で惜敗。敗れたとはいえ、最少失点。3バックに変更してからの守備の堅さは相変わらず。清水戦では、これまで引き気味だった両アウトサイドが前線に上がる場面が増えた。カウンター主体の攻撃に、両サイドが3トップに絡むパターンを加えつつある。また佐藤寿人が入ることで、突破力もアップする。ポイントはモチベーション。小野剛監督がシーズン途中で退任し、引き継いだ望月一頼監督が采配を振るうのは中断期間まで。ここで一区切りとなる。それがプラスに作用し、気持ちが前面に出てくるかどうかにかかる。
新潟は序盤からより攻撃的に仕掛ける。攻守の駆け引きが繰り返される一戦は、集中力の持続が不可欠になる。
以上
2006.05.20 Reported by 斎藤慎一郎
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■特J!プレイヤー: 中原 貴之選手(新潟)
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一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 広島 プレビュー】予選突破に向けて勝点3が最低条件の新潟。FW中原貴之がスタメン復帰し、広島の堅守に挑む。(06.05.21)
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